ビューティ

「シロ」が台湾に初出店 アジア圏で初めて

シロ(SHIRO)」は9月2日、台湾に直営店「新光三越台北信義新天地A11店」をオープンする。同ブランドがアジア圏に出店するのは初めてで、海外店舗はロンドン、ニューヨーク(現在はECサイトのみ)に次いで3カ国目となる。

同ブランドは2020年10月に台湾で公式ECサイトをオープン。「かねてよりアジア圏での出店を検討している中で、ECサイトを通して『直接香りを試してみたい』『出店してほしい』という声があり、台湾・台北市への出店を決定した」(PR担当者)。

新光三越台北信義新天地A11店のショップデザインは、大丸神戸店やルクア イーレ店を手掛けたインテリアデザイン事務所、ドロワーズ(DRAWERS)の小倉寛之クリエイティブディレクター&デザイナーが担当。日本から商品や資材を搬送する木箱にオリジナルでペイントを施し店舗の什器として使用した。これは、「搬送という一つの目的で役目を終えるのではなく、メンテナンスをして大切に使いつづけるロングライフデザインの提案を具現化したもの」。また、什器の天板や壁周りは台湾の左官職人が担当した。

オープン当日は、フレグランスを中心としたシグネチャーアイテムを集めた“開幕限定福袋(ハッピーバッグ)”(3000NTドル=約1万3000円)を30個用意する。

同ブランドは、16年10月にロンドンに海外初進出し、17年10月に2店舗を開設。18年にはニューヨークにも出店した。ECサイトは20年10月に台湾、同年11月にアメリカ、21年10月に中国で越境ECを展開する。今後もオン・オフと国内外問わず多くの消費者とのタッチポイントを増やしていく。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。