ファッション

マッシュが国内展開リスタートの「バブアー」 オイルドジャケット頼みから脱却目指す

 マッシュホールディングスが100%出資するバブアー パートナーズジャパンは10〜11月にかけ、英国ブランド「バブアー(BARBOUR)」の直営店を伊勢丹新宿本店、大丸東京店、ルクアイーレ大阪に出した。いずれの店舗も好調な滑り出しという。23年春夏は、ロゴTシャツやシャツなどの軽衣料品、はっ水ナイロンを使ったアウターなど、手に取りやすさや機能性を重視したライセンス商品を企画。女性客の獲得を加速するとともに、オイルドジャケットをはじめ秋冬衣料に偏重した販売構成からの脱却を目指す。

 「バブアー」は八木通商傘下のスープリームスインコーポレーテッドが展開してきたが、契約終了に伴い国内店舗を一斉閉店。8月に伊藤忠商事がブランドの独占輸入販売権を取得し、バブアー パートナーズジャパンを通じて国内展開を再開した。

 ライセンス商品の価格は、半袖Tシャツが6000〜7000円、スエットやパーカで1万2000〜5000円。アウター類も、本国商品と比較しておよそ7〜8割程度に抑え、新客のエントリー商品として手に取りやすくした。ブランド定番アウターの“ビデイル”は、シルエットをそのままにはっ水ナイロン素材にアップデート。ストレッチ素材で着やすさを重視した、春〜初夏に使えるオリジナルの羽織りも提案する。

ライフスタイル提案を強化
年間を通じて戦えるMDに

 「『バブアー』といえばオイルドジャケットのイメージだが、それが足かせにもなり、春夏に戦える商品が少ないのが課題」と担当者。「軽衣料や機能性ウエア、雨具などの雑貨も含めたライフスタイル提案を強化し、年間を通じて戦えるMDを作っていきたい」と話す。

 卸売りでは、「バブアー」本国とスープリームスインコーポレイテッドとの契約終了後に展開が中断していたユナイテッドアローズ、ベイクルーズ、ビームスなど、大手セレクトショップとの取り引きもすでに回復した。 直営店は 既存含めて数年内に12〜13店舗、来冬には都内に男女複合型の旗艦店を出すなどして認知を拡大。「バブアー」含むライセンス事業全体として100億円(小売り換算)の事業規模を目指す。

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