ファッション

デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン」庵が瀬戸内の本島に再登場 創業150周年を祝うコラボが島内の至る所で開催

 デンマーク発インテリア「フリッツ・ハンセン (FRITZ HANSEN)」は、香川の離島、本島(ほんじま)を年末までジャックする。同ブランドは、2019年に同島の街並保護地区の古民家を改装して丸亀市が拠点のインテリアショップのコネクト(CONNECT)と共同で“フリッツ・ハンセン庵”という展示を開催。「フリッツ・ハンセン」の名作家具が置かれた古民家には多くの人が訪れた。

 設立150周年を迎えた今年は、“フリッツ・ハンセン庵”にアニバーサリーコレクションをはじめポール・ケアホルム(Poul Kjaeholm)がデザインした家具の復刻デザインなど中心に展示。日本遺産認定の本島は、以前、石切り場があったこともあり、古民家内には本島の石を使用したインスタレーションを設置。おなじみのニコライ・バーグマン(Nicholai Bergmann)によるフラワーアレンジメントやマボロシ(MABOROSHI)の茶香炉による香りの演出など五感を刺激する内容になっている。

 本島のフェリー乗り場には、コネクトが営業する飲食店の“エヌゼロワンカフェ アット ホンジマ スタンド”があり、店内では「フリッツ・ハンセン」、テラスでは、「スカゲラック(SKAGERACK)」の家具が使用されている。

 島のビーチやバス停などには、「フリッツ・ハンセン」の“セブン”チェアのシェルの部分と丸太を合わせた椅子を設置。訪れた人や島の住民が休憩できるようになっている。また、本島内の各スポットでは、現地の民謡をサカナクションの山口一郎が率いるNFの青山翔太郎が再解釈した楽曲を楽しめる。

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