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「私たちが捨てたプラスチックを未来の研究者が発見したら」 ケナーフ&ショーコによる展覧会が「アニエスべー」のギャラリーで開催

 「アニエスべー(AGNES B.)」は、アーティストデュオ、ケナーフ&ショーコ(K-NARF & SHOKO)による「プラステオントロジー エクペディション エピソード3:“ザ メッセージ”(PLASTEONTOLOGY EXPEDITION Episode 3:“The message”)」展を、アニエスベー青山店2階のギャラリースペースで10月16日まで開催中だ。

 ケナーフ&ショーコは、「フォトグラファーに扮したアーティスト」をテーマに、写真作品をベースにしながら、身近な素材を用いて作品を構成するブリコラージュの技法を取り入れたアートを製作する。同展は、「私たちが捨てたプラスチックを、500年後の未来の研究者が発見したら………」というシナリオをベースに、プラスチックと古生物学を混ぜた造語“プラステオントロジー”学者が、研究の結果をもとに現代に生きる人々にメッセージを投げかけるというSF映画のようなストーリーになっている。

 ケナーフとショーコは製作に際し、“プラステオントロジー”学者になりきり地中海西部にあるメノルカ島に2週間滞在した。ラボトリーキャンプを設置し、空想の研究旅行を実施したという。ショーコは、「きっかけはバカンスでメノルカ島に滞在したときに、プラスチックが帯状になって流れてきたのを目の当たりにしたことだった。プラスチック汚染という重たい話題を、アーティストとしての遊び心を持ちながらどのように問題提起できるかを考え、今回の展示に行き着いた」と話す。2人は過去に、デザイナーのアニエスべーが立ち上げた海洋探査を目的とした「タラ オセアン(Tara Ocean)」プロジェクトにも参加した。科学探査「タラ号」の乗船員らとの会話も製作のヒントになったと振り返る。

■K-NARF & SHOKO PLASTEONTOLOGY EXPEDITION Episode 3: “The message” An Extra-Ordinary exhibition
日程:9月17日〜10月16日
時間:11:00〜20:00
場所:アニエスベー ギャラリー ブティック
住所:東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山2階