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「アニエスベー」が東京・渋谷に路面店をオープン フランスの文化を味わえるカフェも併設

 「アニエスベー(AGNES B.)」は11月16日、東京・渋谷に新たな路面店をオープンする。路面店としては青山、表参道に次ぐ3店舗目となる。キャットストリートと明治通りに挟まれる場所に位置する同店ではウィメンズ、メンズ、バッグの取り扱いに加え、若年層をターゲットにアートや音楽など多様なカルチャーコンテンツを発信していく。

 売り場面積は約238平方メートルで、3フロアで構成される。店舗のデザインは松屋銀座のマロニエ通りのルー デュ ジュール店と同じく、サポーズデザインオフィス(SUPPOSE DESIGN OFFICE)の谷尻誠と吉田愛が手掛けた。外壁は同ブランドらしい白で統一し、キャットストリート側の入口横には、ニューヨークを拠点に活動するグラフィティアーティストのKRことクレイグ・コステロ(Craig Costello)がアートワークを施した。

 店内もまた白を基調として無機質なパンチングメタルの什器を配置し、渋谷の街らしいストリート感を演出する。これらの什器は全て可動式で店内の区切りをあいまいにすることで、あえてコレクションアイテムにフォーカスせず、全てのラインを網羅的に見せる見せ方にこだわった。1階ではアパレルアイテムを、2階ではバッグライン“ボヤージュ”のアイテムをメインで取り扱う。さらに、16日からはパリ発のブランド「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」との初のコラボアイテムを販売する。ほかにも多数のアーティストとのコラボアイテムを購入できるのも渋谷店ならではの特徴だ。

 3階はDJブースを設けたギャラリー兼イベントブースとしてさまざまなイベントを行う予定で、購入目的でない人も楽しめるコミュニティースペースを目指す。さらに、同フロアでは飲食事業を手掛ける浅本充ユニテ代表が監修したカフェを併設する。センスのあるフランス人が好むという地中海でのバカンスをコンセプトに掲げ、フランスの家庭的な料理やドリンクなどを提供する。また環境意識の高いフランスの文化を継承し、プラスチックストローなどは提供せず、食器はリサイクルグラスを活用するなど“脱プラスチック”を徹底する。

 15日に開催された内覧会に来日したコステロは「今回のプロジェクトを機に東京に来ることができてとてもうれしい。ファサードの出来にもとても満足している。最近は黒を使用したジオメトリックなドリッピングにこだわっていて、今回のファサードも同じテーマで描いた。アニエスとはこれまでにもニューヨークやパリで一緒に仕事をした。アーティストのサポートに熱心なアニエスを尊敬している。この店にはカルチャーに造詣の深い彼女のビジョンがとてもよく反映されている」と語った。