ファッション

トレンドのミニ&ナノバッグの実用性を検証 名刺が何枚入るか試してみた

 デジタルシフトが加速するにつれて、ますます需要が高まっているのがミニバッグ。多くのブランドがトレンドアイテムとしてここ数シーズン打ち出している。アクセサリー感覚で持てる小ぶりなサイズが魅力だが、気になるのはその実用性だ。ビッグバッグに引き続き、「WWDJAPAN」編集部が社内の名刺(W9.1cm × H5.5cm)をかき集めて、どのくらいの容量なのか調べてみた。

【CELINE】
スモールボックス キュイル トリオンフ
名刺300枚

 アイコニックな“トリオンフ”モチーフをステッチで表現した新作。ボックス型でマチが11cmもあるため、小ぶりながらもたっぷりな容量です。ミニ財布やリップ、ワイヤレスイヤホンを入れて、ちょっとした外出にも重宝しそう。レザーストラップは長さが調整できるため、ショルダーバッグとしてもクロスボディーバッグとしても使えます。

【VALENTINO GARAVANI】
ワンスタッズ ナッパレザー チェーン マイクロバッグ
名刺90枚

 「ヴァレンティノ ガラヴァーニ」から大ぶりな“ローマンスタッズをあしらった超ミニバッグが登場。マグネットタイプのフラップを開くと、コンパートメントが2つに分かれているため、名刺を90枚収納することができました。さらに名刺がぴったり入るW11cm × H8cm × D5cmというサイズ感もポイント。カラーは、イエローとブロッサムの2色を用意しています。

【SAINT LAURENT】
LE 5 A 7 ミニ ホーボー
名刺187枚

 「セリーヌ」に続く収納量なのが「サンローラン」の“ミニ ホーボー”。横幅19cm、マチ4.5cmという大容量に期待しながら名刺を詰め込んでみると、187枚も入れることができました。ボディーにはスムースなカーフレザーを使用し、アイコニックな“YSL”イニシャルのクロージャーをフロントに施しています。

【LOEWE】
アマソナバッグ ナノ
名刺123枚

 今年デザインをアップデートした「ロエベ」の名品バッグ“アマソナ”に、ナノサイズが仲間入り。自立するタイプで、ボディーにはアナグラムを編み込んだジャカード素材とカーフスキンを施しています。サイドまでジップが走り開閉しやすく、名刺123枚を収納することに成功しました。取り外し可能な細身のチェーンストラップ付きで、実用性も申し分なし。

【MIU MIU】
ミュウ ベル ナッパレザー ミニバッグ
名刺143枚

 ブランドを象徴する“マテラッセ”をモチーフにしたミニバッグは、名刺を縦にしてサイズ検証。横14cmではあるものの、丸みのあるデザインのため名刺を横向きに入れることができませんでした。でも、大きく開くがま口タイプのため中身が一目瞭然で、小物を取り出しやすいのが便利。ボディーには柔らかなナッパレザーとメタルパーツをあしらっています。

【SALVATORE FERRAGAMO】
トリフォリオ マイクロ バッグ
名刺100枚

 “トリフォリオ”シリーズから登場した、真鍮製のモデル。まるでオブジェのような佇まいで、コンパクトながらもずっしりとした重量感です。マチが狭く、完全に収納することはできませんでしたが、アクセサリーポーチとしてリップなどの小物を入れるのにはぴったりなサイズ。ハンドルとチェーンが付いているため、2ウエイで持つことができます。

【JIL SANDER】
ミニバッグ
名刺90枚

 内側と裏側のポケット、マグネット式フラップ、取り外し可能なストラップ。「ジル サンダー」のミニバッグは、ブランドらしいシンプルな見た目とは裏腹に機能性も工夫しています。幅11.5cmだから名刺もちょうど入るサイズ感。クリーンなデザインなので、オールシーズン持つことができ、どんなシーンにも使いやすそう。

【BOTTEGA VENETA】
カセット
名刺153枚

 イントレチャートを巨大化させた人気シリーズ“カセット”は、柔らかなナイロン素材を使用し、軽量で肌になじみやすいのが特徴です。フラップを開けるとマチが広く、中身が見えやすいのもユーザーにはうれしいポイント。カラーはグリーンに加えて、ブラック、ホワイト、タンジェリン、ブリス ウォッシュドの5種類をそろえています。

【GIORGIO ARMANI】
ジョルジオ アルマーニ ラ プリマ ミニバッグ
名刺70枚

 「ジョルジオ アルマーニ」の“ラ・プリマ”シリーズからコンパクトサイズがお目見え。光沢のあるリキッドパテントレザーにエンボスロゴを配し、ダーツによってボリュームを出した丸みのあるデザインです。名刺70枚を入れても型崩れしにくく、開閉がスムーズなマグネット式のフラップなので使い勝手も文句なし。

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