ファッション

第75回カンヌ映画祭のベストドレッサーは誰? 米「WWD」によるレッドカーペットを彩ったルック8選

 第75回「カンヌ国際映画祭(FESTIVAL DE CANNES以下、カンヌ映画祭)」が5月17〜28日、フランス・カンヌで開催中だ。世界三大映画祭の一つに数えられる同映画祭では、賞レースの結果も気になるところだが、豪華俳優陣のレッドカーペットルックからも目が離せない。米「WWD」が選ぶ2022年のカンヌ映画祭で一際輝きを放ったベストルックとは。

エル・ファニング

 「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のクリスタルが輝くピンクのドレスを着たエル・ファニング(Elle Fanning)は、まるでディズニープリンセスのよう。体によりそうドレスデザインと腰部分の切り替えがセクシーさを醸し出している中、リボンのヘアピンがガーリーな雰囲気をより強めている。

レベッカ・ホール

 新しいヘアスタイルが最高。シャンデリアのように揺れるイヤリングは最高の組み合わせだ。レベッカ・ホール(Rebecca Hall)は「グッチ(GUCCI)」のカラフルでビーズを華やかにあしらったデザインが特徴のドレスを選んだ。グラマラスで楽しげだが、袖部分のフェザー加工はスケート選手くらい派手でやりすぎとも言える。

ラシャーナ・リンチ

 ラシャーナ・リンチ(Lashana Lynch)が選んだ「フェンディ(FENDI)」の白いドレスは、インパクトのある力強い印象を与える。一方で、ビンテージの壁紙のようにも見えてしまうのが残念。耳元で揺れるイヤリングはこのドレスとは最高の組み合わせだ。

ノオミ・ラパス

 ゆったりとしたデザインが特徴の白いドレスを選んだノオミ・ラパス(Noomi Rapace)。流れるような作りが古代ローマの“トガ”を彷彿とさせるが、「ディオール(DIOR)」の同ドレスはグラマラスでウェアラブル。赤いリップと横に流したヘアースタイルが一層シックな雰囲気を作っている。いかにもカンヌ映画祭らしいルックだ。

ロッシ・デ・パルマ

 ロッシ・デ・パルマ(Rossy de Palma)は唯一無二の存在だ。「サンローラン(SAINT LAURENT)」のタキシードドレスにプラットホームのヒールを合わせ、赤い手袋で仕上げたのがすごく本人らしい。何を着てもハズさない人物だ。

ロリ・ハーヴィー

 映画、「泥棒成金(原題:To Catch a Thief)」のグレース・ケリー(Grace Kelly)のようだ。ロリ・ハーヴィー(Lori Harvey)が着用した「アレクサンドル・ヴォチエ(ALEXANDRE VAUTHIER)」によるボリュームのあるイエローのドレスは、5月のカンヌにぴったり。まとめ髪スタイルとダイアモンドのネックレスが素晴らしい。

ジュリアン・ムーア

 ファッションのベテランであるジュリアン・ムーア(Julianne Moore)は、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」による首元が広く開いたサテンのドレスを選択。モダンでシックな雰囲気がよく似合っている。「ブルガリ(BVLGARI)」のダイヤモンドとエメラルドが輝くネックレスが、比較的シンプルなドレスによく映える。まるでアート作品を見ているようだ。

エヴァ・ロンゴリア

 チョーカーは数年前に流行ったきり、全く見かけないようになったアイテムだ。エヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria)のヘアースタイルとメイクがスリップドレスとよく似合っている。シースルーや装飾が施されたドレスがこのルックに奥行きを出している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。