ファッション

「グッチ」によるジェンダー平等を願うプロジェクト スペシャルコンテンツを公開し、国際女性デーに東京タワーをライトアップ

 「グッチ(GUCCI)」は3月18日の18時に、スペシャルコンテンツ「グッチ・ジェンダー・キャンバス(GUCCI GENDER CANVAS)」を公開する。男女平等の声や訴えを一つに結集するグローバルキャンペーン「チャイム・フォー・チェンジ(CHIME FOR CHANGE)」に基づくもので、多様なゲストを迎えたトークセッションなどを配信する。同コンテンツを通じて、「ジェンダー格差が根強く残る日本において、中心地の東京から声を発信したい。性別の違いが夢の追求、実現の障壁になることがない、よりよい未来に向けて行動することを提起する」という。

 これに先立ち、国際女性デーの3月8日には、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「グッチ」クリエイティブ・ディレクターが、「チャイム・フォー・チェンジ」をテーマにデザインしたカプセルコレクション“ジェネレーション イクオリティー(GENERATION EQUALITY)”を発売する。同コレクションはTシャツとキャップからなり、「グッチ」六本木と公式オンラインショップで販売する。

 また3月8日、18日、25日と3週にわたり、東京タワーを「グッチ」と「チャイム・フォー・チェンジ」を象徴するカラーにライトアップ。“ジェンダー格差のない未来へ”とのメッセージを発信する。3月7日から4月30日までの期間、「チャイム・フォー・チェンジ」の特設ページでは、東京タワーをテーマにしたAR(仮想現実)フィルターも提供する。アクセスしてスマートフォンのカメラを向けると、イタリアのアーティストMP5がデザインしたシンボルマークが画面に出現。「ジェンダー平等への願いと共に、家族や友人にシェアしてほしい」という。

 「チャイム・フォー・チェンジ」は2013年にスタート。世界中の女性主導の運動や組織への資金援助、意識向上キャンペーン、次世代のリーダー育成やジェンダー平等を求める女性の声を増幅させるための雑誌「チャイム」の発行などを行なってきた。特に資金援助では教育、保健、公正に焦点を当て、これまでに89カ国で179の非営利パートナーと457を超えるプロジェクトに1900万ドル(約21億円)以上を提供した。

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