ファッション

元ブランキー浅井健一の息子がモデルデビュー 父譲りの舞台度胸やルーツを語る

 元ブランキー・ジェット・シティ(BLANKEY JET CITY)の浅井健一と元モデルの小野寺マリを親に持つ浅井小次郎が、大手モデル事務所イマージュ(IMAGE)からデビューを果たした。芸能一家に生まれ、自身も絵画やDJ、ドラム、スケートボードなど、多彩な趣味を持つ現役の大学1年生だ。モデルデビュー後、本格的なインタビュー・撮影は今回が初めて。父譲りの鋭い視線と透明感のある肌、スレンダーなスタイルを持つ彼に、モデルを志したきっかけや高校時代の思い出、2022年の展望を聞いた。

WWD:モデル活動を始めたきっかけは?

浅井小次郎(以下、浅井):2021年に出場した大学のミスターコンテストがきっかけです。被写体になることが楽しくて、モデルという仕事に興味が湧きました。

WWD:俳優やミュージシャンも人に注目される職業だが?

浅井:僕の武器の一つは線が細いこと。俳優やミュージシャンはこれが強みになるかわかりませんが、モデルとしては生かせると考えています。

WWD:ミスターコンは自薦?他薦?

浅井:広告研究会に「出てみない?」と誘われたのがきっかけです。いざ出場してみたら、歓声がすごくて、注目されるのも楽しかった。結果はグランプリでも準グランプリでもなかったのですが、1年生の出場が僕だけだったこともあり、同学年のみんなが支持してくれました。

WWD:イマージュへの所属はどのような経緯で?

浅井:母が元々モデルをやっており、知り合いのフォトグラファーさんからの紹介で所属が決まりました。今後は大学に通いながら、モデル業も行っていきます。

好きなブランドは「カーハート」「ポール・スミス」

WWD:自身の定番ファッションは?

浅井:友人と遊びに行くときは、ストリート系の服をゆるっと着ることが多いです。「カーハート(CARHARTT)」が好きで、着るのは白と黒のアイテムのみ。仕事やイベントなど、きれいめのファッションの日には「ポール・スミス(PAUL SMITH)」を選ぶことが多いです。

WWD:好きなファッションデザイナーは?

浅井:好きなデザイナーもポール・スミスさん。人柄も作る服もかわいらしさはあるけれど、ベースが上品なところがカッコいいと思います。

WWD:自分の長所と短所をあげるなら?

浅井:長所は、興味があることを納得するまで突き詰めて、途中で絶対にやめないこと。あとは趣味の多さです。短所は、熱中すると周りが見えなくなってしまうことかな。

WWD:具体的にはどんな趣味がある?

浅井:絵やDJ、スケートボード、ドラムなど。絵を描くのは父の影響で、暇さえあれば、サイケデリックな気持ち悪い絵を描いています(笑)。DJは高校1年生から続けています。初めてイベントに行った日からDJに憧れて、父親からの誕生日プレゼントにDJセットを買ってもらったほど。スケートボードは近くの公園で練習したり、通学に使ったり。制服を着てボードに乗っていると、周りの人に注目されるので、高校時代はそれも含めて好きでした(笑)。

WWD:高校生時代の青春エピソードは?

浅井:僕は体育祭にかなり力を入れている学校に通っていました。中・高の6学年を合わせた縦割りの7チームに分かれて、各組の団長を高校3年生から選ぶシステムでした。僕も周囲の推薦で“パープル組”の団長を務めました。

 体育祭はただ順位を競うのではなく、独自のストーリー設定がありました。僕たちの年は、 “作文に将来の夢を書けない子ども”に扮する校長先生に向けて、スーパースターや熱血教師、侍など、さまざまな人物に扮した団長たちが、自分の仕事の楽しさを伝えるという設定でした。僕のテーマは“ロックミュージシャン”。壇上でパフォーマンスをしたときは、全校生徒の声援がとにかくすごくて、気持ちよかった。いい思い出になりました。

ステージ度胸は父親譲り

WWD:その舞台度胸は、父親譲り?

浅井:父がフジロックなどに出演するときは、幼い頃からステージ脇でそれをずっと見てきました。僕も人前に立つのが好きだし、緊張も全くしない。ステージ度胸は、父譲りですね。

WWD:父親と似ているところと、違うところは?

浅井:周囲からは「顔が似ている」と言われますが、自分では母親似だと思っています。父はクールで物静かで、怒ると怖い。僕は真逆で、どちらかというと明るい性格です。

WWD:モデルをやると報告したときの両親の反応は?

浅井:父は「頑張れ。応援しているよ」とあっさりしながらもやさしい反応でした。母はとても協力的で、助けられています。

WWD:父親の曲で、好きな一曲をあげるなら?

浅井:「SWEET DAYS」です。メロディーと歌詞はもちろん、MVもかっこよくて好き。父はプライベートで自分の曲をかけたがらないので、幼い頃は「あの曲かけて!」と車の中でよくリクエストしていました。

WWD:自身も楽器を演奏するが、父親からアドバイスをもらうこともある?

浅井:あります。父と妹がギターを弾き、僕がドラムを叩いてセッションするときは、「走りすぎ」と突っ込まれたりします(笑)。家族旅行にもギターを持っていくのが定番。先日、家族でキャンプに行ったときも、焚火を囲んでみんなで音楽を楽しみました。

WWD:DJにも力を入れていると聞いた。好きなアーティストは?

浅井:今一番好きなのは、DJでラッパーのトキオ(Tok01)くん。世代が近いし、絵も上手なので刺激をもらっています。有名どころだとレックス(LEX)くんかな。日本のヒップホップが好きで、自分でDJをするときは箱に合わせて曲のテイストを変えます。

親の教えは「正しいと思ったことは、絶対に曲げるな」

WWD:小次郎さんにとって、父親はどんな存在?

浅井:父に対して「うわ、スターだな!」と感じることはありません。もちろん尊敬はしていますが、完璧な人間ではありません。たまに人生のアドバイスもくれて、「自分が正しいと思ったことは、相手と意見が違っても絶対に曲げるなよ」と言われたことも。でも意見を曲げなさすぎて、父親とケンカすることもあります(笑)。

WWD:父親と比べられることを正直どう思う?

浅井:嫌ではありません。今は父の知名度を借りられることが、力のひとつになっています。将来は“浅井健一の息子”ではなく、“浅井小次郎”として認識されるようになれたらうれしいです。

WWD:2022年はどんな年にしたい?

浅井:11月から活動を始めたばかりなので、モデルとして活躍できる年にしたいです。DJの活動も広げていきたい。

WWD:将来はどんな人物になりたい?

浅井:自分らしさを大切に、ありのままを見せられる人。変に取り繕ってしまうと緊張するし、自分を出せなくなってしまう。モデルに限らず、やれることすべてに挑戦していきたいです。

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