ファッション

「水沢ダウン」の高機能モデル“アルパイン”発売 北京冬季五輪で各国がチームウエアに採用

 「デサント(DESCENTE)」は、「水沢ダウン」の新作“デサント 水沢ダウンジャケット アルパイン(DESCENTE MIZUSAWA DOWN JACKET “ALPINE”)”を発売した。ブランドの起源であるスキーウエアの技術を応用した高機能モデルで、価格は税込19万8000円。レッド、ブラック、ホワイトの3色をそろえ、東京・渋谷のデサント トウキョウや「デサント ブラン」梅田店、公式オンラインストアなどで扱う。2022年2月に中国・北京で開催される北京冬季五輪では、スイス(アルペンスキー)やスペイン(アルペンスキー)、カナダ(スキークロス)、ドイツ(ボブスレー)などがチームウエアに採用する。

 表面は、継ぎ目のない立体的な構造の“皮膚”をイメージした素材“スキーマテック スカイ(Schematech Sky)”を使用した。肘や背中など部位別の可動域を3Dで計測し、部位ごとに編みのパターンを変えて動きやすさとフィット感を向上させたほか、スピード競技で培った独自のカッティング技術を駆使してストレッチ性も高めている。衣服内のムレを防ぐため、胸と脇下にベンチレーションを施し、背裏は一定の間隔を開けてチューブ状のダウンを配置した。フロントは、フィット感を調節できるよう2つのジッパーを付けた。

 「水沢ダウン」は、熱圧着でダウンのステッチをなくし、防水性と耐久性を高めた高機能ダウンシリーズ。岩手県旧水沢市(現奥州市)の水沢工場で生産しており、2008年のスタート以降ブランドの定番として販売している。

DESCENTE x スポーツの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。