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ZOZO 610(武藤貴宣)の喜びあふれるファッション人生^_^  Vol.3 まさか「社長」だとは思いませんでした

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 座右の銘は「鳴かぬなら 笑わせてみせよう ホトトギス」。ZOZOTOWN立ち上げメンバーで、出店ブランドの営業部門を統括する武藤貴宣氏が、ファッションへの愛と明るい未来について、ゆるく語ります。

前回から続く)
 当時、海浜幕張のワールドビジネスガーデンの5階がベンチャー企業をサポートするフロアになっていて、いろんなベンチャーが入居していました。その一角にスタートトゥデイ(現ZOZO)があったんです。

 すごい金額を売っていることを知っていたので、僕は勝手にまぁまぁ大きい会社の一部門がやっているんだろうと思っていました。でも、どうやら違うらしい。訪れた会議室も共有で、そこから奥の方に見えた「スタートトゥデイ」と書いてある場所で、数人の若い人が働いている感じでした。社長と会うんだと思っていたのに、出て来たのが、小柄でパーカ を着たお兄ちゃんみたいなだったので、中堅社員だなと思いましたね。まさか社長(前澤友作氏)だとは夢にも思わなかったんです(笑)。

 僕は「どうしてこんなに売れているのか」が知りたかったので、ざっくばらんに話を聞くつもりだったのですが、なぜかいきなり面接みたいな感じだったんです。男性は「どんなブランドが好きですか」とか、真面目な質問をすごくしてきて、ずっとノートパソコンに何か書き込んでいました。正直、パソコン見ながら人と話すことに、失礼だなって思っていました。女性の方は何も喋らず、なんかつまんなそうにしているんですよ。

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