ファッション

「ルメール」が“20世紀の最も優れたアウトサイダーアーティスト”とコラボ 作品集の展示も

 「ルメール(LEMAIRE)」は、メキシコ人の“アウトサイダーアーティスト”マルティン・ラミレス(Martin Ramirez)とのカプセルコレクションを発売した。ラミレスを象徴する遠近法を無視した風景画などを、シャツやTシャツ、スカート、ドレス、ジャケット、スカーフ、バッグといったアイテムに落とし込んだ。価格は3万〜24万4000円で、表参道の直営店「スクワット」や一部店舗で扱う。「スクワット」では、同コレクションにまつわるショートムービーと、ラミレスの作品集を展示している。

 カプセルコレクションでは、「Madonna(マドンナ)」「Boat and Canal(ボートと運河)」
「Landscape(風景)」「Horse and Rider(馬と騎手)」「Horserider(騎手)」の5作品に着想したアイテムを制作。コットンリネンやボイルドコットンなど春夏らしい素材に、各モチーフを大胆にプリントした。メンズ、ウィメンズのほか、ユニセックスのアイテムも用意する。

 “アウトサイダーアーティスト”とは、美術学校で専門教育を受けず、独学で作品を制作する美術家のこと。ラミレスは1895年にメキシコで生まれ、家族を支えるためアメリカに移住したが、大恐慌でホームレスとなり精神疾患を患って病院に入った。病棟で治療を受けるかたわら、紙袋や検査用紙など施設で手に入る素材を使ってドローイングやコラージュの制作を開始。固定観念にとらわれない作風が注目され、一部の作品が大学や美術館で展示・保存されるまでになった。近年は“20世紀の最も優れたアウトサイダーアーティスト”と称され、回顧展などが行われている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

表と裏の古着市場 米リセールECと日本の“川上”を徹底調査

「WWDJAPAN」1月17日号の特集は「表と裏の古着市場」です。中古品市場はのみの市や古着店、リサイクルショップなどの実店舗を中心に昔からあるビジネスですが、時代に合わせて大きく変化しています。特に米国の若者はサステナビリティへの関心も高く、節約やおしゃれのためだけでなく、環境保護の観点から古着を選ぶ人も多いそうです。

詳細/購入はこちら