ファッション

アシックスとカシオが協業 “Gショック”が自分だけのランニングコーチに

 アシックスはカシオ計算機と協業し、ランナー向けのコーチングサービス“ランメトリックス(RUNMETRIX)”を開発した。専用アプリ(無料)とモーションセンサー(1万4080円)、新開発の“Gショック”(5万7200円)を組み合わせ、ユーザーの目的に合わせたトレーニングメニューやフォーム改善策などを提供する。専用アプリは1月27日にローンチし、モーションセンサーと“Gショック”は3月4日からアシックスとカシオの直営店と、一部取り扱い店舗で販売する。

 0.1gの重さと1mmの動きを感知するモーションセンサーは、ワンクリップでパンツの腰部分に装着する。ランニングの軌跡や距離、速度、ペースのほか、重心移動や左右対称性、最大酸素摂取量、心拍数までさまざまな数値を計測し、アシックスがスポーツ工学研究所で培ったビッグデータに照らし合わせて6項目からランニングを評価・分析する。評価結果からトレーニングメニューやフォーム改善策などを考案し、ユーザーの生活スタイルに合わせたスケジュールをアプリで提案する。専用の“Gショック”はモーションセンサーで計測した数値をリアルタイムで確認できる。いずれのツールも日常に取り入れやすいデザインを意識し、ブルーグリーンとブラックを基調にした。

 1月27日にオンラインで行った発表会には、廣田康人アシックス社長COOと樫尾和宏カシオ計算機社長らが登壇した。廣田社長は「われわれのランニングサイエンスの知見と、カシオの優れたウェアラブル機器技術を組み合わせ新しい体験価値を提供する。“ランメトリックス”を軸に、デジタルを活用したランニングエコシステムを構築し、健康で活気ある社会の実現に貢献していきたい」と意気込んだ。樫尾社長は「2年前にアシックスに声を掛け、共同開発を進めてきた。両社の強みを高次元で融合し、世界ナンバーワンのランニングサービスへと成長させる」と期待に胸を膨らませた。

 10月にはウオーキングに特化した“ウオーキングメトリックス”もローンチし、両サービスを軸に有料サービスの拡充や関連アイテムの開発なども行う。これらを含めて5年で売り上げ500億円、500万ユーザーの獲得を目指す。両社はこれを機にデジタルを活用したスポーツ分野におけるサービス・商品開発の協業を本格始動させ、今年中に合弁会社を設立する予定。

最新号紹介

WWD JAPAN

注目高まる新50〜60代市場 “主役世代”の消費はこうつかめ!

「WWDJAPAN」5月10日号は、「注目の新50〜60代市場」特集です。日本女性の過半数が50歳以上となった今、50〜60代は消費の“主役”として存在感を増しています。子育て期などを経て、再び人生を“主役”として謳歌する世代でもあります。そんな50〜60代を「WWDJAPAN」は“主役世代”と命名し、このマーケットに刺さるビジネスを取材しました。3人の“主役世代”女性による座談会のほか、シニアに…

詳細/購入はこちら