米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットに至るまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。評価を絵文字でお伝えするとともに、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第61回はティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)が登場。2020年は映画「ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語(Little Woman)」やロマンティック・コメディー映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク(A Rainy Day in New York)」が日本でも公開され、来年には「DUNE/デューン 砂の惑星(Dune)」の公開も控えているなど、話題作への出演に引っ張りだこなシャラメ。甘いマスクで私たちを魅了するだけでなく、ハイセンスなファッションにも定評のある彼のオンリーワンな装いに対する評価はいかに!?
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1. う〜ん、どっちつかず。
サテンのトラックスーツがSF映画「スター・トレック(Star Trek)」のユニフォームのように見える。かなり若い感じもするが、チャンキーヒールのブーツのおかげでバランスは取れている。クロスボディーのバッグとヘルメットみたいな髪型がちょっとイマイチかも。
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2. とても素敵!
普通の人が白のタキシードを着るとジェラート屋の店員、もしくはカリブ海のリゾートウェディングをすっぽかした花婿のようにも見えてしまうが、シャラメの場合はどちらにも当てはまらない。クロップドパンツにポインテッドブーツを合わせたことで、オールホワイトの繊細な雰囲気が引き立てられている。ジェーン・オースティン(Jane Austen)の映画から飛び出してきたような出で立ちは、シャラメの俳優度満点の顔立ちがなせる技だ。
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3. なかなか素敵!
シャラメの男っぽい一面を感じ取れるスタイルだ。単色でまとめた黒の独創的なスタイルは、とてもモダンでオリジナリティーに溢れている。クリスタルが散りばめられたハーネスは、冒険心が満載で遊び心も感じられる。一部の人からはかなり支持を得られるだろう。
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4. めまいがする
ヴァン・ゴッホ(Van Gogh)の絵画をデザインしたスーツにチャンキーなスニーカーを合わせるなんて、なんだか気疲れしてしまう。画家になり切りたいならエスパドリーユとストローハットを選ぶべきだ。でも、カーリーヘアと家宝級のジュエリーのおかげで、ロマンチックなアーティストの理想形に仕上がっているかも。
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5. とても素敵!
レッドカーペットのスターを目指している人にとっては、少々大胆すぎる装いだ。おとぎ話の王子様のようでもあり、花嫁の母親にぴったりな衣装にも見える。いずれにしても、シャラメが主役の座を奪っていることに変わりはない。2019年の中でも特に素晴らしいレッドカーペットスタイルの1つだ。
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6. 驚き!
すごく自由な愛に溢れた装いだ。レトロなフューシャピンクのシルクのパジャマがスーツになったようなスタイルは、クールかつエフォートレスなハイファッションと言える。センター分けのカーリーヘアがボヘミアンな雰囲気とよく合っている。そしてもちろん、黒のブーツは欠かせない。
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7. 笑える!
イースターのブランチにでも行くのだろうか。ソフトな仕立てのパステルピンクのブレザーは、シャラメお気に入りの「ジューシー クチュール(JUICY COUTURE)」のピンクのパーカにも通じるものがある。オールバックのヘアスタイルに(写真では見えないが)黄色いソックスを取り入れたことで抜け感も感じられ、カジュアルな雰囲気に仕上がっている。
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