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20年の米「サイバーマンデー」売上高は1.1兆円 過去最高記録を更新

 アドビ・アナリティクス(ADOBE ANALYTICS以下、アドビ)は、11月30日の大規模オンラインセールデー「サイバーマンデー(Cyber Monday)」の売上高が米国史上最高の108億ドル(約1兆1230億円)を記録したと発表した。2019年の94億ドル(約9770億円)から15.1%増となった。

 アドビは、1兆回に上る米オンラインサイトへの訪問数や1億点の在庫、100社の米大手小売業者のうち80社のウェブサイトを分析したという。当初127億ドル(約1兆3200億円)の売上高を見積もっていたが、10月からすでにホリデーセールを開始した企業も多かったために見込み額には届かなかった。消費者はクリスマス前の購入に狙いを定めており、屋内での買い物を控えていることからオンラインでの注文が伸びた。ネット通販で注文を行い、アイテムを店頭で受け取る“カーブサイドピックアップ”の利用も増加した。

 ピークを迎えた19〜23時の売り上げは27億ドル(約2800億円)で、全体の25%となった。同時間帯に米国の消費者は1分あたり1200万ドル(約12億4800円)を費やしたことになる。スマートフォンからの発注は全体の売り上げの37%を占めた。売れ筋商品はレゴや「ヴィテック(V TECH)」のおもちゃ、キックボード、ビデオゲーム、アップル(APPLE)社のワイヤレスイヤホン“エアーポッズ(AirPods)”と“アップルウォッチ(APPLE WATCH)”、「ヒューレット・パッカード(HEWLETT PACKARD)」「デル(DELL)」のパソコン、“クロームキャスト(CHROMECAST)”など。パズルやボードゲームも人気を集めた。

 「サイバーマンデー」は、「サンクスギビング(感謝祭。11月の第4木曜日。今年は11月26日)」翌日に行われる「ブラックフライデー(Black Friday)」の翌週の月曜日に実施される大規模オンラインセールデーだ。アドビは「ブラックフライデー」から「サイバーマンデー」までの実績からホリデーシーズン(11〜12月)の売り上げが1840億ドル(19兆1360億円)になると推定しており、前年に対して30%の増加を見込む。

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