ファッション

今田美桜が「カサ ロエベ 東京」オープン一周年で来店 クリスマスコレクションも発売

「ロエベ」の銀座旗艦店「カサ ロエベ 東京(CASA LOEWE TOKYO)」は、11月16日にオープン一周年を迎える。一周年を記念して同店舗で12日に、女優の今田美桜をゲストに迎えてメディアセッションを行った。

 今田美桜は12日に発売した「ロエベ」のクリスマスコレクションを着用して登場。「“ハンモック バッグ”は、ヤシの木の装飾がオリエンタルで気に入っています。シャツもLAの風景のようで、夏らしくて素敵」とスタイリングのポイントを語った。店舗の一周年に際して自身にとってはどんな一年だったかという質問には「いろいろと大変な年でしたが、生活が新たに変わって楽しいこともたくさんありました」と笑顔を見せた。

 「ロエベ」のクリスマスコレクション“ケン・プライス カプセルコレクション”は、ロサンゼルス出身のアーティスト、ケン・プライス(Ken Price)のアートとコラボレーションした。ヤシの木やLAの街並みなどのモチーフを取り入れ、冬でも太陽を求める人にぴったりな明るく爽やかなコレクションに仕上げた。

 プライスは1930年代に生まれ、伝説的なフェルス・ギャラリーでの展示をきっかけに60年代にアメリカ国内で名声を確立。クレイ(粘土)を使った明るい色使いの小さなセラミック彫刻やオブジェで知られる。

 ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は、「かつて『私たちは、クラフトのヒエラルキーから脱却していわゆる “完全な自由” を塗り替えた集団だと言われている』と言ったプライスの作品は、長い間私の心をつかんで離しません」とコラボレーションした理由をコメント。「彼は“タウンユニット”というより機能的なオブジェも制作していました。私は、これらのユニットに含まれるオブジェが放つエネルギーや無関心な雰囲気に魅了されました。街の景色や風景が、ユーモア溢れるアニメの様なスタイルで、陶器や皿全体に大胆な色使いで描かれているのです」とその魅力を説明した。
 
 特に着想を得たのは、80年代初頭にニューポートビーチにあるレストラン「ラ パルム(La Palme)」の依頼で彼が制作した、20枚のユニークなセラミックの手描きのプレート。今回のコレクションではそのうち「ヤシの木」「イースター島」「LAシリーズ」のほか、「Happy’s Curios」展で使用されたモチーフを取り入れた。シルクシャツやスエット、Tシャツ、ウォッシュドデニムパンツやドローストリングスカート、シャツにもプライスのカラフルな絵画をプリント。カシミアカーディガン、ジャンパーでは、同じモチーフをインターシャで再現した。バッグには、マルケトリー(レザー象嵌)という高い技能と労力を要する手法でモチーフを表現した。

 また新宿伊勢丹本店で12月2〜8日、阪急うめだ本店で12月2~8日、三越銀座店で12月9〜15日にポップアップストアをオープン。ポップアップ限定の“ハンモック バッグ”を用意する。

 さらに11月20〜23日には、ロエベのアイコンバッグ“ハンモック バッグ”が一堂にそろう“ハンモック ルーム”も「カサ ロエベ 東京」と横浜高島屋店で開催予定。プライスとのコラボレーションのバッグのほか、冬の新色から定番色まで幅広いラインアップのバッグをそろえる。横浜高島屋店は「カサ ロエベ 東京」と同じく11月にオープン一周年を迎える。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。