ファッション

京友禅の老舗「千總」からバッグコレクション 和のラグジュアリーを提案

 京友禅の老舗「千總(CHISO)」は11月初旬に初のオリジナルバッグを発売する。「千總」は1555年に京都で創業。創業以来、キモノだけでなく法衣や室内装飾品を手掛けてきた。約2年前にリブランディングに着手し、ロゴを変更。キモノにも洋服にも合わせられる初のバッグコレクション“オクタゴン”を製品化した。“オクタゴン”とはブランドのロゴにも使用している八角形のこと。ブランドのモノグラムをエンボスで施したレザーやオリジナルで作成した金具を用い日本の職人が一つ一つ丁寧に仕上げている。バッグはボックス型と巾着型の2種類で、折りたためるキモノに着想を得て、いずれも平らに畳めるようになっている。

 ボックス型はキモノに合わせる利休バッグから着想を得たかたちで大きいサイズはオーバーナイトバッグとしても使用可能だ。巾着型の取っては竹かごをイメージしており、組みひもなどディテールにもこだわっている。畳めるので旅行の際にはコンパクトに持ち運べる機能性と美しさを備えている。

 カラー展開はブラックやベージュな、チャコールなどのベーシックカラーおよびマジェンタやイエロー、ライトパープルなど鮮やかなカラーがそろう。ボックス型の価格はLサイズが30万円、Sサイズが24万円。巾着型はLが25万円、Mが23万円、Sが18万円。京都の本店と公式サイトで販売する。 

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