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ワールド45歳新社長が挑む ロスを減らした「服の生態系」

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 ワールドは6月23日付で鈴木信輝氏が新社長に就任した。45歳の若さながら、同社の事業戦略立案など経営の中枢で経験を重ねてきた。ワールドが近年掲げる新ビジネスモデル「ワールド・ファッション・エコシステム」の立案者でもある。連結売上収益2362億円。総合アパレルの代表格であるワールドを率いる鈴木氏は、コロナ後を見据えてどんな企業の姿を目指すのか。(この記事はWWDジャパン2020年7月6日号からの抜粋です)

WWDジャパン(以下、WWD):前社長の上山健二会長は鈴木社長のことを「戦略の策定と遂行に強烈な情熱を傾けて結果を出し続けてきた」と評価していた。近年掲げる「ワールド・ファション・エコシステム」も鈴木社長の発案と聞いている。

鈴木信輝社長(以下、鈴木):「ワールド・ファション・エコシステム」は私が中心になって作った新しいビジネスモデルだ。簡単にいえば、アパレル業界の長年の課題である機会ロスや無駄を削減する。服を作って、服を売るだけでなく、オフプライスストア、リユース、サブスクリプションなど新しい事業と有機的に結びつける。あるいは、ワールドが培ってきた生産や販売、デジタルの機能や知見をプラットフォームとして他社に提供する。ワールド1社だけでなく、ファッション産業全体の持続的な成長に貢献できる企業体を作ることが中長期のビジョンだ。

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