ファッション

小売店の在庫を買い取る新サービス フリマアプリ感覚で査定&買取依頼

 リアル店舗の商品仕入れをサポートするプラットフォーム「ポルタス(PORTUS)」を運営するパーク&ポート(東京、櫟山敦彦代表)は5月13日、アパレル小売店の在庫を査定、買取するサービス「ストックパーク(STOCK PARK)」をリリースした。店舗はフリマアプリのように商品の写真を「ストックパーク」にアップロードし、査定を依頼。その後、商品をパーク&ポートに送ることで、買取が成立する仕組みだ。買い取った商品はパーク&ポート独自の販売チャネルで在庫消化を行う。買取は商品が同社に到着次第すぐに入金する即時買取か、商品が売れてから入金する委託買取の2種類を用意。商品は1点から査定に出すことができ、上代に対して最大で60%ほどの金額での現金化が可能だという。

 「⼩売りは在庫リスクを常に抱える業態だが、特に中⼩規模のアパレル⼩売店は⼤⼿に⽐べ店頭販売以外の販売⼿法に乏しく、今回の新型コロナウイルスの感染拡⼤により在庫リスクの問題が浮き彫りになった。この問題をできるだけクイックに解決できる方法を模索し、『ストックパーク』を開発した」と経緯を話す。サービスは事前検証済みで、3日間で50超の査定申し込みがあったという。「現在は買取メインだが、今後は販売サービスも開発するつもりだ。店舗がフリマアプリ感覚で1点から商品を出品できる新しいマーケットプレイスを目指していく」。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。