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「ニュウマン横浜」が5月に開業 「グッチ」「バーバリー」などラグジュアリーブランドを誘致

 ルミネは、新商業施設「ニュウマン横浜」を5月30日オープンする。ニュウマン業態としては新宿に続く2号店。横浜駅西口側に5月竣工予定の、JR東日本の商業・オフィス複合型ビル「JR横浜タワー」の1~10階に入居する。同社の商業施設としては初めて「グッチ(GUCCI)」「バーバリー(BURBERRY)」など海外のラグジュアリーブランドを誘致。ライフスタイル型のテナント構成や滞留時間を長くする工夫を散りばめて周辺の商業施設と差別化し、横浜の高感度な女性客の取り込みを狙う。

 24日、記者説明会を東京・代々木のJR東日本本社ビルで開催した。同商業施設は、売り場面積1万3000平方メートルに116テナントが入居し、ファッション・ファッション雑貨のテナントは43。目玉のラグジュアリーブランドは主にファッション雑貨が主力の品ぞろえで、1階に「グッチ」「バーバリー」「ティファニー(TIFFANY)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」、2階に「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「モンクレール(MONCLER)」が店を構える。

 ビューティに関しては、アルビオンの新業態「アルビオン フィロソフィー(ALBION PHILOSOPHY)」や「ディオール バックステージ ストゥーディオ(DIOR BACKSTAGE STUDIO)」「ポーラ(POLA)」「イソップ(AESOP)」など15のコスメショップほか、ヘアサロンやバーバーといった美容サービス店舗も出店する。

 横浜駅周辺の高島屋横浜店、そごう横浜店とも競合することになる。森本雄司ルミネ社長は会見で、「ルミネ(横浜店)では、これまでもお客さまからラグジュアリーブランドを求める声が寄せられていた一方、ブランド側にも新しいお客さまの層を取っていきたいという考えがあり、双方の意向が一致した」と導入の経緯を語る。「上質なライフスタイルを求めるお客さまの特徴を鑑みながら商品MDを取引先と考え、新しい切り口で提案していきたい」とする。

 一方、館の構成としては、コスメ、飲食、雑貨などのファッション以外のショップが半数以上を占める。各フロアは“新しい自分と出会う”(1・2階)、“シンプルの探求”(4階)などそれぞれ独自のコンセプトを設け、カテゴリーミックスで構成する。環境デザインは建築家の田根剛氏が手掛け、世界中の港町の地図から着想を得た模様の約30万枚のタイルを壁や床に敷き詰め、フロアごとに異なる世界観を演出する。また、ニュウマン新宿よりも各ショップの面積を広くとり、同社の商業施設としては初めて上顧客向けのラウンジを設けるなど、ゆったりと買い物を楽しめる環境を作った。

 1号店のニュウマン新宿は2016年に開業。30~40代の大人の女性をターゲットとしたライフスタイル型の館設計で、毎年約10%ずつ売上高を積み上げるなど好調という。19年3月期の館の売上高は約220億円。「お客さまをじっくり育てるという発想で着実にファンが付いてきている。この成功事例を横浜にも持ち込みたい」と森本社長。「当社は(ルミネ横浜店で)40年の商売のノウハウがあり、マーケットを熟知している。横浜の女性は自分磨きに積極的で、上質なライフスタイルを求められる。じっくりと楽しんでいただく時間消費型の商業施設であるニュウマンには、大きなチャンスがあるはず」と話した。

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