ビジネス

旭化成・繊維事業、生産設備を増設 19年3月期の営業利益16%増へ

 旭化成の繊維事業の2019年3月期は、売上高が前期比9.6%増の1490億円、営業利益が同15.7%増の140億円と2期連続の増収増益を予想する。引き続き原燃料価格の高騰や円高の影響を見込むが、高級裏地素材のキュプラ繊維「ベンベルグ」、キュプラ不織布「ベンリーゼ」、人工スエード「ラムース」など主力製品の販売数量を増やして収益を確保する。今期の設備投資額は前期に比べて約1.5倍の140億円を計画しており、宮崎県延岡市の主力工場での増産体制を整える。

 18年3月期業績は、売上高が前期比8.1%増の1257億円、営業利益が同4.0%増の121億円だった。「ラムース」のカーシート需要など堅調に推移した。海外売上高は同13.7%増の623億円。売上高に占める海外の比率は2.2ポイント上昇の45.8%になった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。