HUMAN MADEは11日、全株式取得に向けた基本合意書を締結したアンダーカバー(東京、高橋盾代表取締役)について正式に子会社化することを発表した。同日開催の取締役会で決議した。取得金額は約5億3800万円だった。
HUMAN MADEは同日発表した「株式取得に関する補足説明」において、「『アンダーカバー』ブランドは高い認知度を持つが、その強さが十分に売り上げ・利益につながっていない」と述べ、この問題を解決すれば成長ポテンシャルは大きいと説明した。
アンダーカバーの26年6月期業績は売上高36億円、営業利益6500万円。過去3年はほぼ横ばいの業績が続く。新体制によるビジネスモデル変革を経て、5年ほど先には売上高44億〜55億円、営業利益9億〜11億円の達成を目指す。営業利益率は20%を狙う。そのために販路を直営中心に切り替えた後、直営店の拡大と強化に舵を切る。長期的にはグローバル展開を加速する。
株主取得後の経営体制として、代表取締役でデザイナーの高橋盾氏は経営から離れ、ヘッドデザイナーとしてクリエイティブに専念する。同時にデザインのIP化を進め、持続的な成長に向けた経営体制を構築する。バックオフィス、物流、ITシステムなどの経営基盤はHUMAN MADEが担う。