博報堂の「博報堂富裕層マーケティングラボ」は、新たに発足富裕層の価値観、生活行動、消費意識、情報接点を分析した“新富裕層調査2026”を発表した。今回の調査では、世帯年収1500万円以上のインカムリッチ層のうち、世帯年収3000万円以上の富裕層世帯を“新富裕層”として定義した。若年富裕層、ファミリー層、シニア富裕層などのセグメント別分析に加え、カテゴリー別の購買意識、タッチポイント分析を実施した。
“10大価値観”から見えた新富裕層の消費傾向
若者並にAIを活用するシニア富裕層
調査の結果、新富裕層の“10大価値観”と呼ばれる世代を超えた共通インサイトが存在することが判明した。新富裕層は、モノの所有そのものではなく、その先にある特別な体験や意味を重視する傾向が見られ、有形・無形を問わず、自身や家族、大切な人との時間を豊かにするものや、時代を超えて価値を持ちつづけるものを資産と捉え、積極的に消費・投資する傾向が見られた。
また、世帯収入3000万円以上のシニア富裕層の53%が生成AIツールを利用しており、同年代全体を19ポイント上回った。さらに57%が“常に新しい知識や経験を追求し、自分を成長させ続けたい”と回答し、若年層全体を13ポイント上回る結果となった。従来のシニア像とは異なり、テクノロジーを積極的に取り入れながら成長を志向する姿が浮かび上がった。
ラボ発足の背景や、「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」の結果からみえてきた示唆、そして今後の展望などについては下記のサイトに掲載している。