百貨店大手4社の8月度の売上高は、3社が前年同月の実績を上回った。東京の昨年8月は猛暑日(気温35度以上)が18日間と記録的な暑さだったの対し、今年8月は猛暑日が4日間で雨の日も多かった。そのため「衣料品の秋物の動きが例年よりも早かった」(三越伊勢丹)という。
三越伊勢丹が前年同月比6.4%増、高島屋が同5.3%増、大丸松坂屋百貨店が同1.7%減、阪急阪神百貨店が同6.8%増だった。大丸松坂屋は営業面積を縮小した大丸梅田店の減収、前年の大阪万博会場での売り上げの反動が響いたものの、大丸心斎橋店、同京都店、同神戸店、同東京店、同札幌店などは増収だった。
引き続き国内富裕層と訪日客の消費が旺盛だった。時計・宝飾品、ラグジュアリーブランドのバッグなどの高額品がよく売れた。阪急うめだ本店で3月に増床オープンした特選フロア「阪急ラグジュアリー」がけん引し、100万円以上の高額品の売上高が前年同月に比べて3割伸びた。