PROFILE: 永井晴子/高島屋 執行役員 日本橋店長

高島屋日本橋店は、2018年開業の新館(専門店館)、東館とを合わせた「日本橋高島屋S.C.」にリニューアルして以降、特に若い世代の来店が増えている。近代建築でコンサバティブな印象の百貨店と、トレンドファッションが充実する専門店館のシナジーを高めるのが課題だ。(この記事は「WWDJAPAN」2026年7月20日号からの抜粋です)
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開業年:1933年 店舗面積:4.4万㎡ 総額売上高:1584億円(2026年2月期) 概要:三越と並ぶ日本橋のランドマーク。本館は百貨店として初めて国の重要文化財に指定された。本館に加えて、18年開業の新館(専門店館)と東館(ポケモンセンターや外商サロン)の3館体制で「日本橋高島屋S.C.」の名称で営業する。
若い世代が増える日本橋
ロイヤルティーを高める店作り
WWD:3月に店長に就任した際、どんな思いを持ったか。
永井晴子店長(以下、永井):日本橋店は特別な店だ。90年以上にわたってお客さま、そして地域の方々と長く強い関係を築いてきた。日本橋こそが高島屋の旗艦店だと、ロイヤルティーを感じてくださるお客さまが大勢いる。店長に就任し、改めてその重みを感じた。現在、本館4階の高島屋史料館TOKYOで「やっぱりゾウが好きーデパートの屋上にゾウがいた!」(8月31日まで)を開催している。1950〜54年に日本橋高島屋の屋上で飼育されていたゾウの「たかちゃん」にまつわる企画展だ。当時の写真を募ったところ、130人以上のお客さまから貴重な写真とメッセージが寄せられた。高島屋での思い出の写真を大切に保管してくださっていることに胸が熱くなった。
日本橋店のプライドを持って働く
WWD:日本橋店へのロイヤルティーとは突き詰めれば何か。
永井:単に長く営業していれば醸成されるものではない。お客さまに満足、さらには感動を提供することを常に考え、実践してきた積み重ねだと思う。同じ商品を買うにしても「日本橋の高島屋で買いたい」「あの販売員から買いたい」と思ってもらえる関係を築く。弊社や取引先のスタッフも「お客さまに喜んでもらいたい」「笑顔が見たい」の一心で働いている。スタッフも日本橋店に誇りを持ち、高いレベルのおもてなしを目指している。
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