
今の百貨店ビジネスは、もはや単なる品ぞろえだけでなく、「何をどのように売るか」という販売戦略が重要だ。売上高の大きなウエイトを占める外商強化やインバウンド施策をはじめ、各社、工夫を凝らして独自のシステムやサービスを充実させている。ここでは、百貨店6社に取材し、それぞれの取り組みについて紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年7月20日号からの抜粋です)
真っ先に想起してもらえる存在をめざす
三越伊勢丹ホールディングス(HD)の最近の好業績を支えるのが「個客業化」である。アプリ、カード、外商などの識別顧客を増やし、店舗でもデジタル上でも一人一人のデータに基づき、きめ細かい商品やサービスを提案する。
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