
PROFILE: INI
「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、2026年春夏メンズコレクションの「ORIGINS」をテーマに、グローバルボーイズグループINIを起用したスペシャルコンテンツ「ORIGINS — 原点を巡る物語」を公開した。「オリジンズ(ORIGINS)」は直訳すると「原点」。異文化を探求する旅のなかで見出されるルーツや価値観にスポットライトを当て、文化的背景と個性をたたえる。
ビジュアルおよび動画コンテンツは、「アルマーニ」公式サイトをはじめ、ソーシャルメディア、交通広告などで順次公開を予定している。
今回、「エンポリオ アルマーニ」銀座店を訪れたINIにインタビュー。5グループに分かれて、今回のコレクションやそれぞれの“原点”について話を聞いた。
池﨑理人・尾崎匠海
WWD:今回「エンポリオ アルマーニ」の撮影に参加すると聞いたときの感想と、改めてブランドの魅力を教えてください。
池﨑理人(以下、池﨑):ここ数シーズンINIを指名してくださっていて、今回もまた声を掛けていただけてうれしかったです。授賞式などで「エンポリオ アルマーニ」のスーツを着させていただいたりしているのですが、今回は自然を融合したようなコレクションで、とても魅力的だと感じました。コレクションごとにテイストが違うので、撮影前は「今回はどんな衣装なんだろう」とワクワクしていました。
尾崎匠海(以下、尾崎):確かに、服の遊び心がすごいよね。一見シンプルに見えても、素材の質感や柄の入れ方が「エンポリオ アルマーニ」にしか出せない異彩を放っていると感じます。
WWD:コレクションテーマにちなみ、お2人の“原点”となっているモノやコトは何ですか?
池﨑:僕は雨の日に生まれたらしいので、雨。自分でも環境にスッとなじめる柔軟性というか、しなやかさがあると思っていて。……というか、自分“水タイプ”なんですよ(笑)。
尾崎:雨でめちゃくちゃかっこいいと思ったら、“水タイプ”って急にかわいいな(笑)。僕は硬式テニスです。きっかけはアニメ「テニスの王子様」で、主人公の越前リョーマが繰り出す必殺技「ツイストサーブ」がやりたくて、習い始めたんです。4〜5年続けて、最後は大人に混ざってプレーしていたのは良い刺激になりました。
池﨑:匠海は礼儀正しさとか、今でも持っている真っ直ぐな少年心って、全部越前リョーマのおかげなんやね。
尾崎:(不敵に笑って)でも、まだまだだね。
池﨑:え、何が?
尾崎:いや、これリョーマの決め台詞なの!拾ってよ(笑)!
池﨑:あー、ごめんごめん。それは分からんかったわ(笑)。
WWD:では、お互いの性格を一言で表すと?
尾崎:理人は「繊細」。細かな部分までこだわり抜くし、一度気になったことへの熱中もすごい。でも本気だからこそ、壁にぶつかって悩むこともあるんです。その繊細さが、彼の良さだと思います。
池﨑:よく見てくれてるわ。匠海は「主人公タイプ」です。普段はそんなキャラじゃない役柄でも、ステージに立てば自然とスポットライトを自分のものにしてしまう。歌もダンスもお芝居も、なんでも器用にこなして……あと、何より優しいんですよね。
田島将吾・佐野雄大
WWD:ファッションを通じた「自己表現」について、お2人のルールは?
佐野雄大(以下、佐野):僕はとにかくパンツのシルエットにこだわっています。それだけで雰囲気がガラッと変わりますから。最近のお気に入りはフレアすぎない絶妙なバランスのフレアデニムです。メンバーの(尾崎)匠海が、僕の歩いている後ろ姿を見て「それ、めっちゃいい!同じのがほしい」と絶賛してくれて(笑)。自分に合うパンツを探すこだわりは、これからも大切にしていきたいです。
田島将吾(以下、田島):僕は、あえて“ズラす”ことです。コーディネート全体をきれいにまとめすぎず、どこかにアクセントを取り入れるようにしていて、例えば足元に派手な色を持ってくるとか。そんな遊びで自分らしさを表現しています。
WWD:お2人の“原点”となっているモノやコトは?
田島:僕はKAT-TUNさんのデビューアルバム「Best of KAT-TUN」です。最近サブスクが解禁されたのもあってかなり聴き込んでいるのですが、自分の魅せ方や発声のルーツは間違いなくここにあったと思い出させてくれました。音源も昔のままで、懐かしい気持ちになる。今聴いてもやっぱりかっこいいですね。
佐野:僕は大阪の「万博記念公園」。実家から近かったので、子供の頃は家族とバーベキューをしたり、アヒルボートに乗ったり。芝生の上でブーメランやケイドロをして走り回っていました。中高生の頃は友達と語り合う場所で、今はINIとしてライブで立つ場所に。不思議な感覚なのですが、幼少期の自分と今の自分をつないでくれている原点なんです。
WWD:お互いの性格を一言で表すと?
佐野:たじ(田島)は「大人宇宙人」(笑)。たまに突拍子もないことを言ったりするのですが、それが面白かったり、良いアイデアにつながったり、とにかく面白いんです。あと、たじが怒っているところを見たことがない。自分の機嫌を自分で取れるって、本当に大切なことだと思うんです。リスペクトと少しのユーモアを込めて、「大人宇宙人」にしました。
田島:雄大は「人生を楽しむ達人」!万博で育まれた無邪気さがすてきだし、生きるテンションが常に高い。積み重ねてきた努力とかやさしさが、笑顔から滲み出ているところもいいよね。
佐野:LINEのプロフィール文、「人生を楽しむ達人」にします!
藤牧京介・許豊凡
WWD:今回のビジュアル撮影の裏話を教えてください。
許豊凡(以下、許):僕と京介の2人で、絶妙な距離感を保ちながら無言でぐるぐる回ったり、前後に交差したり……なんとも言えない空気感で、やりながらじわじわと面白くなってました(笑)。正直、今回の撮影は難しかったですね。
藤牧京介(以下、藤牧):難しかったね。でも、撮影の合間にメンバーで「ito(イト)」のようなカードゲームを自作して遊んでいたんです。それが意外と盛り上がりました。
WWD:お2人の“原点”は?
許:僕はボタンだけで操作する昔の“iPod シャッフル”。ディスプレイがなくて好きな曲がすぐ選べないので、ひたすらボタンを連打して曲を探すんです。でも、その不便さが逆に楽しくて。毎日聴きすぎて曲順まで完璧に覚えるくらい、当時は音楽が一番の楽しみでした。あの時間が僕の原点です。
藤牧:僕は地元愛が強いので、「長野の森」ですね。自然がすごく好きで、今でも緑を見ると心が落ち着きます。都会にいるとそういった景色はあまり見られないので、ふとしたときに「帰りたいな」と思うこともあります。
WWD:お互いのパーソナリティーを一言で表すと?
藤牧:フェンファンくんは「博識」ですごく物知り!音楽や歴史に詳しいのは知っていたけど、日本のバラエティー番組までチェックしていたのには驚きました(笑)。学びなのか趣味なのか……探求心がすごい。
許:そのとき見ていたのは「月曜から夜ふかし」(笑)。普段接することのできない人たちを知れるので、面白くて見ちゃう。京介の魅力は「ギャップ」かな。普段は冷静だけど、ゲームになると感情をむき出しにして一気に熱くなるんです。
藤牧:そう、ゲームのときだけ小学生に戻るんです。
後藤威尊・木村柾哉
WWD:今日のスタイリングは、お互いどう映っていますか?
後藤威尊(以下、後藤):柾哉くんは「海外の王子様が城下町で過ごす休日」ってイメージ。木村柾哉という誠実なキャラクターに、このラフな空気感がマッチしています。まさに王子!
木村柾哉(以下、木村):(照れくさそうに)うれしいですね。威尊は鳥の神かな。
後藤:(笑)。鳥柱ですね。
木村:この異国情緒あふれるフェザー風のストール、着こなすのが難しいはずなのに威尊だと自然になじむ。あと、ブラウンがよく似合うよね。
後藤:私服もワントーンが多いんです。そういえば、今朝もブラウンのワントーンコーデで現場に来ました。
WWD:それぞれの“原点”について教えてください。
後藤:僕の原点はやっぱり育った町「大阪府の豊能町」です。スーパーも近くになくて山を越えないと隣町に行けないような自然の中で、周りの方々に支えられて育ちました。あとは、小学生のときに所属していたサッカーチーム。センターバックとして後ろから全体を見渡す視野の広さとか、礼儀の大切さを教えてもらったことが、今の僕につながっています。
木村:僕は「好奇心」です。何をするにしても全ては好奇心が原点にあって、アイドルになったのもそう。いろいろなことに興味があるので、好奇心旺盛なんですよね。
WWD:お互いの性格を一言で表すと?
後藤:(少し考えて)「Shohei Ohtani」ですね。
木村:俺が(笑)!?
後藤:大谷翔平さんらしい生き方や美学を感じるんです。好きなことを突き詰めて真っ直ぐに努力したり、挑戦し続ける姿とか。そんなところが、彼の魅力かなと思います。
木村:威尊はやさしい、真面目とかいろいろあるんですけど……筋トレを欠かさずにしているので、「継続する力」かな!
WWD:お2人の仲の良さが伝わってきます。
後藤:お互いに奥底で繋がりというか、信頼し合っているんだろうなって僕は感じています。
木村:僕も毎日威尊のことを思いながら生活しています。
後藤:キュン。これ、絶対記事に書いてくださいね(笑)。
西洸人・髙塚大夢・松田迅
WWD:3人の“原点”となっているモノやコトは何ですか?
松田迅(以下、松田):僕の原点は「焼肉」です!いとこの両親が沖縄で焼肉屋さんを経営しているのですが、学生時代からずっと行っていて、今でも月3回行くくらい大好きなんです。
西洸人(以下、西):やっぱり家族が一番なので、僕は「両親」。そして、生まれた「鹿児島」。転勤族でいろんな場所を転々としてきたけれど、やっぱり故郷は自分の誇りですね。
髙塚大夢(以下、髙塚):僕は「軽音楽部」です。音楽を始めたのが高校生だったのですが、音楽の魅力に触たり、今の基盤になった音楽の全てのきっかけや、自分の感性の土台を作ったのがその時期でした。そこが原点です。
WWD:自分以外の2人の性格を一言で表すと?
松田:ポケモンの属性で表現しようかな。大夢くんはくさ(草)・ノーマルタイプ。洸人くんはかくとう・あくタイプです。
髙塚:最初のポケモン御三家選ぶとき、絶対にくさタイプを選んでいるから合ってるのかも。
西:じゃあ俺は何系で行こうかな……なんて(笑)。迅は元気、大夢はマイペースですね。
髙塚:迅は最年少、西くんは最年長。
松田:おーい!大夢くんは一番考える時間あったのに、普通やないかい!
髙塚:(笑)。僕はメンバーの中でちょうど真ん中の年齢なんですけど、2人は少し似ているところもあれば、逆な一面もあると思っていて。迅は最年少だけど、意外と周りを細かく見てくれているんです。一方で西くんは最年長なのに無邪気なところがあって。それが2人の良さだと思います。
WWD:動画には新曲「Sand Castel」が使用されていますが、曲と今回のコレクションにはどんな共通点があると思いますか?
西:タイトル通り、砂漠を思わせる開放感があります。今回の「エンポリオ アルマーニ」のコレクションの雰囲気とマッチしています。
髙塚:ここまでコレクションイメージを表現した曲ができるんだと思いました。そのくらい世界観がピッタリなんです。
WWD:今回、INI初の全編英語詞に挑戦したとか。
(3人で声をそろえて):そうなんです!
松田:特に僕のパートは発音が難しくて大変でした。でも、普段やらないことに挑戦するってとても良いことだと思いますし、INIの新しい一面を出せました。こうやって「エンポリオ アルマーニ」と一緒に楽曲としても表現できたことが本当にうれしいです。