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ロート製薬がタイのスキンケア「タン」を買収 アジア発ウェルネスで成長加速

ロート製薬は7日、タイのナチュラルスキンケアブランド「タン(THANN)」を展開するウェルネス関連企業タン オリザ(Thann Oryza Co., Ltd.)を買収すると発表した。3月31日付で創業者などから議決権ベースで51%の株式を取得する。取得額は非公表。グローバル市場での新たな成長機会の創出と持続的成長につなげる。

「タン」は米ぬか油やシソなど、アジアで古くから親しまれてきた植物由来成分を活用した「ホリスティックビューティー」を掲げ、2002年にブランドを立ち上げ、翌年に創業した。フレグランスやスキンケア、ヘアケア、バス・ボディー製品を展開し、世界各地の高級ホテルやスパでアメニティーや施術メニューとして採用されている。

現在、タイ国内では直営店を運営するほか、海外では中国、香港、日本、モンゴルなどを中心に代理店を通じて展開。事業展開国は14カ国に及ぶ。日本には04年に進出し、麻布台ヒルズや表参道ヒルズ、伊勢丹新宿店など5つの直営店を構える。

スパ・ウェルネス事業では、タイ、香港、日本で計16店舗のスパ施設を運営する。日本ではパークホテル東京とANAインターコンチネンタルホテル東京でスパを展開している。

ロート製薬の2025年4〜9月期決算は、売上高が前年同期比18.1%増の1642億円、営業利益が同8.6%増の193億円、経常利益が同32.4%増の246億円、純利益が同36.6%増の176億円だった。全地域で増収となり、アジアと欧州が成長をけん引した。

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