ビジネス
特集 投資会社・PEファンド 第5回 / 全12回

PE界の台風の目 大型案件の裏側

有料会員限定記事

PROFILE: (左)西直史/パートナー 日本プライベート・エクイティ共同責任者 (右)近藤隼人/マネージングディレクター

(左)西直史/パートナー 日本プライベート・エクイティ共同責任者<br />
(右)近藤隼人/マネージングディレクター
PROFILE: (にし・なおふみ)マッキンゼー・アンド・カンパニーの東京、フランクフルト事務所にて、主に製造業、ハイテク・通信を中心とする企業に対してグローバル戦略立案、業務改善をはじめとするさまざまなテーマでのコンサルティングに従事。2007年にベインキャピタルに入社 (こんどう・はやと)メリルリンチ日本証券投資銀行部門にて、製造業、小売り、金融等の業界におけるM&Aおよび資金調達業務に従事。2014年にベインキャピタルに参画 PHOTO : SHUHEI SHINE

日本のM&Aにおいてもプライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)が絡むようになったからこそ、事業会社にはそれぞれの特性を把握する必要がある。各PEファンドはいずれも事業会社のパートナーになることを目指しているが、そこに至るまでの思いから手法まではさまざまだ。そこで「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティ業界でも存在感を放つPEファンドにインタビュー。それぞれが手掛けた事業成長の具体例と共に紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年8月31日号からの抜粋です)

BAIN CAPITAL JAPAN LLC

ベインキャピタル・ジャパン・LLC

ベインキャピタルといえば、数あるPEファンドの中でも最も存在感のある1社だろう。近年のファッションやビューティ関連に限っても、マッシュホールディングス、ファイントゥデイ、スノーピークといった有力企業への資本参加で業界を驚かせた。

コンサル発祥ならではの「現場に深く入り込む支援」

ベインキャピタルは数々のハンズオン型の支援で実績を重ねてきた。戦略コンサルの米ベイン&カンパニーから独立して設立された経緯もあり、買収した企業に深く入り込み、事業成長に強くコミットしていく社風を持つ。「企業価値のために粘り強く取り組む。そうした意識は他のPEファンドよりも強いと自負している」。こう話す西直史氏自身もマッキンゼーの出身だ。一般的にPEファンドは銀行や証券会社の出身者が過半を占めるのに対し、ベインは7割をコンサル出身者で構成する。ハンズオンを徹底するため、外資系でありながら日本のビジネススタッフが約80人在籍し、日本の企業にきちんと対峙できる人員体制を維持する。

この続きを読むには…
残り1170⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

WWDJAPAN x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

投資会社特集 PEファンドという“劇薬”を良薬として活用するために 定期購読者にはビジネスリポート【付録:2027年春夏東コレ開幕号】

8月31日号の「WWDJAPAN」は投資会社、中でも投資家から集めた資金で未上場企業の株式や成熟企業の経営権を取得し、経営に深く関与して企業価値を高めた上で売却して利益を得るプライベート・エクイティ・ファンド(以下、PEファンド)を特集します。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。