コロナ禍を経てリモートワークが広がり、働き方は大きく変化しました。その後、再び出社やハイブリッド勤務が一般化する中で、美容の習慣にも新しい潮流が見えてきている気がします。特に注目なのは「日中ケア」です。
在宅勤務の拡大で、フルメイクをする機会は一時的に激減しました。その代わりに伸びたのが、スキンケアや基礎化粧品への投資です。カメラ映りを意識したライトなベースメイクと、肌そのものの調子を整える“すっぴんケア”は、今も多くの人に定着しています。
再びオフィスに戻った今、メイクを朝だけで完結させるのではなく、日中にメンテナンスを加える習慣が広がっています。マスクを外す場面が増えたことで、リップの塗り直しやチークのオンが復活。「WWDBEAUTY」のベストコスメでも2024年下半期からチーク部門を新設するなど、チークの台頭は継続しています。さらに、オフィスの乾燥や酷暑での外出に備えて、ミスト化粧水や保湿バームをデスクに常備する人も増えました。私自身もスティック状の美容液をバッグに常備するようになりました。
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