
頭皮・育毛ケア部門は、ミルボンの製品が表彰台を独占した。1位は、「オージュア(AUJUA)」の“モイストカーム モイスチュアローション”が受賞。乾燥や、それにともなうかゆみを抑える機能が高い支持を得た。2位には、同じく「オージュア」の地肌用美容液“プレセディア インテンシブ パーフェクター”がランクイン。3位は前回1位だった、グローバルヘアケアブランド「ミルボン(MILBON)」の“プレミアム ポジション”ラインから登場した、“エンハンシング ビバシティ エッセンス”が受賞した。同部門では、2023年まで「サブリミック(SUBLIMIC)」の“アデノバイタル スカルプパワーショット”が3連覇を達成していたが、24年は4連覇を阻んで“エンハンシング ビバシティ エッセンス”が1位に。ミルボンでは複数のブランドで、多角的に頭皮・育毛ケアを訴求しているため、同部門での存在感と影響力は大きい。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”“営業スタッフ部門”も有り)。
1位
“モイストカーム モイスチュアローション”
「オージュア(AUJUA)」
年齢やヘアカラーで生じる地肌環境の乱れをケア。年齢とともに乾燥し、かゆみが出やすくなった地肌に潤いを与え、健やかな地肌を保つ地肌用リーブイントリートメント。「地肌と髪の美しさを育む」という思いを込め、菫(すみれ)をイメージした香り。アンケートの回答には、「お客さまから『使い続けていくうちに頭皮のかゆみが減った』と言われる」「頭皮環境を気にする若い世代にも売れている。コストパフォーマンスも良い」といった声があった。(100mL、2200 円)
2位
“プレセディア インテンシブ パーフェクター”
「オージュア(AUJUA)」
分け目やつむじの目立ちが気になる地肌を健やかに整えながら、髪に立ち上がりを与える地肌用美容液。トウキ根エキス、モウソウチクたけのこ皮エキスで髪を保護し、弾力を与える。アンケートの回答には、「分け目を気にしている方におすすめしやすいコンセプトが良い」といった声があった。(100mL、1万1000円/レフィル180mL、1万3750円)
3位
“エンハンシング ビバシティ エッセンス”
「ミルボン(MILBON)」
育毛ケアに働くビバシティテクノロジーを活用した育毛剤。フケや炎症、血流不良など5つの脱毛要因にアプローチし、幅広く頭皮環境を整える。アンケートの回答には、「使い続けてくれる人が多く、離脱が少ない」といった声があった。【医薬部外品】(60mL、6600円/レフィル180mL、1万3860円)
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