ユニクロ(UNIQLO)は、アカデミー賞受賞俳優であるケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)氏とグローバルブランドアンバサダー契約を結んだ。ブランシェット氏は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使も務めており、ユニクロとは「難民映画基金」で協働している。
アンバサダー就任に際し、ブランシェット氏は「(ユニクロは)時代を超越したデザイン、完成されたシンプルさ、手ごろな価格で、手に入りやすく、長持ちする高品質の服(を提供している)。LifeWearを通じて人々の生活をより良くするというユニクロの志に敬意を抱いている。次世代への支援、世界的な避難民危機に光を当て、その解決に向けて闘うこと、地域社会への貢献、より公平な世界の実現を目ざすことはLifeWear哲学の重要な側面であり、ユニクロが進めるこうした取り組みの一翼を担えることに力づけられる思いだ」とコメント。ブランシェット氏はユニクロのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)クリエイティブ・ディレクターとは旧知の仲だといい、さらに「ユニクロのグローバルブランドアンバサダーであるロジャー・フェデラー(Roger Federer)氏と対話する機会を得られることは、大変に光栄なこと」と続けている。
ファーストリテイリングの柳井正会長は「ブランシェット氏は、舞台と映画双方で実績を重ねてきた、同世代で最も偉大な俳優の一人であると同時に、その功績はエンターテインメントの枠にとどまらない。女性たちのロールモデルとして、また新進の映画人や演劇人たちを導く存在として貢献すると共に、長年にわたり人道支援や環境問題に情熱をもって力を尽くしてこられた。ユニクロは、ブランシェット氏とともに社会に良い変化をもたらすよう取り組んでいく」とコメントを寄せいてる。