
流行の移り変わりが早い韓国で、トレンドの発信地として近年注目を集めている地域がソンスだ。かつては工業地帯だったが、おしゃれなカフェやショップ、アートギャラリーなどが並ぶほか、ポップアップもよく開催され、活況を呈している。今年、同地に旗艦店をオープンした「ロムアンド(ROM&ND)」「ティルティル(TIRTIR)」「シロ(SHIRO)」に、なぜ今ソンスに出店したのかを聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年6月23日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
「ロムアンド」
住所:ソウル特別市城東区ヨンムジャンギル88
ファンダムとの共創を強化
5月1日にオープンした「ロムアンド」初の旗艦店「ピンクオフィス(PINK OFFICE)」は、世界で唯一300以上の全製品をラインアップし、限定品やノベルティーを用意。製品を体験して発見する場として話題を集めている。ブランドを展開するアイファミリーSCのパク・ヒョンジュン=ブランド本部 専務は、出店先にソンスを選んだ理由について「ソンスは原宿のような場所。多くのブランドが出店しており、世界中から人が集まる。ソウルのいろいろな場所からアクセスの良い中心地でもある。まずは1店舗を構えるということで、効率的な場所だと思った」と説明する。
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