ビューティ

韓国・聖水に旗艦店をオープンした「ティルティル」が狙うグローバルでの躍進 日本は47%を占める“核心市場”

有料会員限定記事

韓国発のメイクアップブランド「ティルティル(TIRTIR)」は5月25日、ソウル・聖水(ソンス)にブランド初となる旗艦店をオープンした。「タンバリンズ(TAMBURINS)」や「ディオール(DIOR)」などが立ち並ぶ注目エリアに位置し、地上1階、地下1階からなる2層構造。ブランドカラーである鮮やかな赤をあしらったファサードが印象的だ。

旗艦店オープンの目的は、「オフラインでのブランド体験の強化」と「グローバル顧客との接点の拡張」の2点にある。24年12月に実施したリブランディング以降に強化している方針であり、国内外からの流動人口が多く発信力の高い聖水という立地も、この意図を反映している。

新店舗のコンセプトは「シェード バレー(Shade Valley)」。来店客が自分に合った色味や質感を直接試し、自分に合うシェードを見つける経験がかなう場として企画した。さらに“シェードファインダー”“ミニブラッシュスタジオ”“ライブスタジオ”といったリアルに体験できるコンテンツを通じて、単なる販売空間にとどまらず、ブランドに対する理解や没入感が高まる空間に仕上げた。

3色から45色への拡充こそ
ブランドの“象徴”

この続きを読むには…
残り977⽂字, 画像3枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

TIRTIR x ビューティの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。