ビューティ

元日本版「コスモポリタン」編集長がスキンケアブランドを始動

 日本版「コスモポリタン(COSMOPOLITAN)」を立ち上げた初代編集長の白重絢子氏がこのほど、自身のスキンケアブランド「マアイ(MAAI)」をスタートした。デビュー製品はフェイス、ボディー、ヘアとマルチに使える“スキンオイル”(30mL、税込4650円)で、公式ECサイトで販売中だ。

 白重氏は数年前に祖母が亡くなったことをきっかけに、女性の心を灯し、希望を持たせることのできる化粧品のパワーに引かれたという。またこれまで編集者として、年間100社以上の化粧品会社の発表会やイベント、勉強会、パーティー、打ち合わせに出席。その経験やノウハウを生かし、スキンケアブランドの立ち上げを決心した。

 “スキンオイル”は、100%自然由来成分にこだわり、鉱物油や防腐剤、合成香料、合成着色料、アルコール、石油由来成分、動物由来原料を使用しない。肌のバランスを整えやすくするために、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、スクワランオイル、アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)、ワサビノキ種子油(モリンガオイル)と5種類のキャリアオイルを組み合わせた。また香りは夜に開花し、美しく花火のように咲き誇った後に早朝に散ってしまう花「サガリバナ」をコンセプトにしている。

 さらにサステナビリティにもこだわり、製品はサステナビリティコンサルタントのアドバイスを受けながら必要な分だけ生産。製品は鹿児島県の森の中にある、廃校になった小学校を再活用させた化粧品工場で製造し、地方活性にも励む。

 白重氏は制作会社でラグジュアリー雑誌のアシスタントをした後、ライブドアやラインなどのIT企業でメディアやマッチングアプリ、広告ビジネスに携わった。2015年に「コスモポリタン」日本版創刊編集長に28歳の最年少で就任し、4年間でビジネスを拡大。スタートアップの役員を経験した後、独立。トキドキを設立し、「マアイ」を始動させた。

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