ビジネス

瀧定名古屋が太陽光を利⽤した蓄熱保温素材を開発 寒さ対策とユニホーム業界に提案

 繊維商社の瀧定名古屋は、太陽光を利⽤した蓄熱保温素材「ウォームダール(WARMDART)」を開発し、2021-22年秋冬シーズン向けから販売する。

 再⽣可能エネルギーである太陽光を利⽤して熱を作り出し、暖かさを⽣み出す機能が特徴で、同社の測定によると通常の繊維と比較して10℃以上暖かい温度差があるという。従来の蓄熱保温素材は、主に⿊⾊の吸収材料が使⽤された黒やグレーの商品が中心だが、「ウォームダール」は⽩⾊も含めた明度が⾼い⾊相へのカラーリングも可能だ。

 瀧定名古屋の担当者は「ファッション性の⾼い⾐料だけでなく、短時間で体を温めることが可能なことから、スポーツのほか、漁業や林業、運送業界など屋外で仕事をするユニホーム分野など用途は幅広い」と話す。

 瀧定名古屋は1864年の創業で、20年1月期の売上高は629億円。従来から技術力に定評があり、これまで300種類以上の素材を開発している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。