サステナビリティ
連載 エディターズレター:SUSTAINABILITY 第76回

2482号目にして初めて、着物が”ファッション”として表紙に立った

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2482号目にして初めて、着物が

7月13日号の「WWDJAPAN」の表紙は着物の撮りおろしです。「HOSOO」特集のカバーとして、写真家の鈴木親さんが、俳優の日高由起刀さんをモデルに、HOSOOの茶室「織庵」で撮りおろし。着ている着物はもちろん「HOSOO」です。茶室を再解釈した空間で正座をし、真っすぐにカメラ目線を送る日高さんが、左の指先をトンと床についている。直線が美しい場の均衡を一点崩すかのような間合いに惹かれる一枚です。

「WWDJAPAN」は1979年に創刊し、本号が2482号。たくさん発行してきました。が、実は着物の撮りおろしは初。特別号として2000号を制作した際に、アーカイブである2000号全てを一ページ一ページめくり、この目で見たので恐らくあっています。

実は、「WWDJAPAN」が茶室を表紙にしたことは過去にもあります。約41年前の1985年。単独ショー開催のために来日した故ジャンニ・ヴェルサーチェ(Gianni Versace)を撮った一枚です。タイトルは「SHOGUN GIANNI」。時のデザイナーを将軍に見立てたというわけです。今週の「HOSOO」特集同様、障子や畳の直線の中央で胡坐をかいたジャンニが鋭い眼光をこちらに送っている、強烈な一枚です。あるはずのない日本刀すら見えてきそうな気迫でした。

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