サステナビリティ
連載 エディターズレター:SUSTAINABILITY 第78回

「人権DD」を取材する前に、国連に人権について聞いてきた

有料会員限定記事

「人権DD」を取材する前に、国連に人権について聞いてきた

サステナビリティ界隈では最近、「環境、循環だけでなく、人権も」という声をよく聞きます。「DE&I(Diversity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包摂性)」は聴き馴染んできた方も多いでしょう。ここにきて、特に「人権デューデリジェンス」という言葉の登場回数が増えています。

舌を噛まずに発話すら難しいこの「人権デューデリジェンス」は特に工場など取引先監査の話題で必須用語となっています。それが、自社の社員だけではなく、取引先など事業にかかわるすべての人が対象となることも理解はしました。「デューデリジェンス」がスッと出てこないときは「人権DD」と略するその場しのぎの技も覚えました。でも、そもそも肝心な「人権」って何なのかについては理解しているかと言えば、私自身は大変怪しい。

難しくて思考停止になりそうですが、そこに答えを持たないまま「人権デューデリジェンス」を取材するのは無責任なので理解を深めようと、人権の基準を定めた文書を持つ国連の、日本の事務所を訪ねました。取材をしたのは、国連人口基金(UNFPA)駐日事務所の成田詠子所長。UNFPAは世界中の女性・少女の性と生殖に関する健康と権利(SRHR)を担っています。

この続きを読むには…
残り1315⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

長寿&人気の販売員特集 ファッション&ビューティのトップ販売員20人の今【WWDBEAUTY付録:「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2026」結果発表!】

「WWDJAPAN」8月24日号は、毎年恒例の人気企画「販売員特集」。ファッションとビューティ、業界きってのえりすぐり20人に、素顔と接客の流儀、販売員としての矜持を聞きました。販売業は人手不足という現実に直面する中で、構造的な変化のただ中にあります。数万、数十万単位のフォロワーを抱えるインフルエンサー販売員が現代版のカリスマ店員として台頭し、地方の郊外モールから等身大の魅力で驚くほどの売り上げを…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。