
サステナビリティ界隈では最近、「環境、循環だけでなく、人権も」という声をよく聞きます。「DE&I(Diversity=多様性、Equity=公平性、Inclusion=包摂性)」は聴き馴染んできた方も多いでしょう。ここにきて、特に「人権デューデリジェンス」という言葉の登場回数が増えています。
舌を噛まずに発話すら難しいこの「人権デューデリジェンス」は特に工場など取引先監査の話題で必須用語となっています。それが、自社の社員だけではなく、取引先など事業にかかわるすべての人が対象となることも理解はしました。「デューデリジェンス」がスッと出てこないときは「人権DD」と略するその場しのぎの技も覚えました。でも、そもそも肝心な「人権」って何なのかについては理解しているかと言えば、私自身は大変怪しい。
難しくて思考停止になりそうですが、そこに答えを持たないまま「人権デューデリジェンス」を取材するのは無責任なので理解を深めようと、人権の基準を定めた文書を持つ国連の、日本の事務所を訪ねました。取材をしたのは、国連人口基金(UNFPA)駐日事務所の成田詠子所長。UNFPAは世界中の女性・少女の性と生殖に関する健康と権利(SRHR)を担っています。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。
