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「アンリアレイジ」が開業前の渋谷パルコでメンズショーを開催 「新しい服を作らないことの新しさ」を発信

 森永邦彦がデザインする「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は11月20日に、渋谷パルコ館内でメンズウエアの無観客ショーを行った。ショーの映像は21日22時に渋谷パルコ10階ガーデンステージの大型ビジョンなどで配信。「アンリアレイジ」は、22日にグランドオープンした渋谷パルコの3階に“インサイド アンド アウトサイド”をテーマとしたショップを出店している。

 ショーは“2020年春夏メンズ東京コレクション”として開催(ウィメンズは10月のパリ・コレクションで発表)。といっても、新作を見せるというのではなく、過去シーズンのアイテムを購入客から回収してスタイリングを組んだ。「『アンリアレイジ』における古着をお客さまから回収した。コレクションのテーマは“エイジ”。シーズンごとのテーマを超えて、さまざまなシーズンテーマをパッチワークのようにつなぐ」(広報担当者)ことを意図したショーだという。パッチワークは、「アンリアレイジ」が立ち上げ当時から象徴として用いているテクニックだ。発表したルックの一部は、渋谷パルコ店舗で復刻販売する。

 「渋谷に新しいパルコができ、新しいファッションの時代が始まるタイミングで、あの時代を再びまとう。新しい服を作らないことにも新しさはある」というメッセージを込めたショーだという。渋谷パルコの店舗は、19-20年秋冬のパリ・コレクションで打ち出した巨大マネキンが主張し、什器がコンパスのように動く楽しい作りになっている。