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「マノロ ブラニク」18年の売り上げはほぼ横ばい 出店やインフラ強化に注力

 英国のシューズブランド「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」の2018年12月期決算は、売上高が前期と比較してほぼ横ばいの3430万ユーロ(約40億1310万円)、税引前利益が同18.5%減の660万ユーロ(約7億7220万円)だった。

 マノロ・ブラニクの姪で最高経営責任者(CEO)のクリスティーナ・ブラニク(Kristina Blahnik)は、業績について「ブランドへの投資を継続して増やした年ということを踏まえると、とてもよい結果だった。非上場で家族経営であることが長期的な計画を可能にしている。現在、5カ年計画の3年目だ。今後もインフラの整備に注力していく」とコメントした。

 18年にはシンガポールやスイスのジュネーブに旗艦店を、ロンドンにメンズ専門店を出店。また、ECやシステム面を強化し、ブランドの認知力向上のためにマーケティングにも投資したという。

 19年には台北と東京・表参道に路面店をオープンしたほか、長らくライセンス契約を結んでいた北米事業を直営化すると発表した。また、現在はイタリアのシューズ工場、カルツァトゥリフィチオ・レ・マルチェッロ(CALZATURIFICIO RE MARCELLO)の買収を進めるなど積極的な投資を進めている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中