ファッション

「バリー」がエベレストの清掃プロジェクト カプセルコレクションも発表

 スイス発のファッションブランド「バリー(BALLY)」は、世界の山々とその周辺の地域社会の環境保全を目指した廃棄物回収活動「ピーク アウトルック プロジェクト(PEAK OUTLOOK PROJECT)」を立ち上げた。
 
 4〜5月には、世界最高峰であるエベレストのベースキャンプ(登山を開始する拠点地)から山頂までの清掃活動を「バリー」の資金支援により実施。チームは、民間環境団体のエコ・エベレスト・エクスペディション(Eco Everest Expedition)代表のダワ・スティーブン・シェルパ(Dawa Steven Sherpa)率いる登山家たちと、ネパールの高山地帯ヒマラヤの出身であるシェルパ族で構成された。人体を維持するために必要な酸素量が4分の1しかない“デスゾーン”と呼ばれる高度8000メートル以上のエリアで、1トン以上の廃棄物を回収することに成功し、5月21日には頂点に達した。

 同プロジェクトのスタートを記念したカプセルコレクションをローンチする。その第1弾として、“No Mountain High Enough”のスローガンを入れたオーガニックコットン製のTシャツ(1万5000円)を8月25日に「バリー」銀座店で発売。オンラインストアでも取り扱い、8月10日から予約を受け付けている。Tシャツの収益は登山の清掃活動のために充てられる。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。