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バリーに新CEO 営業利益35%増を達成した前CEOは副会長に

 バリー(BALLY)のフレデリック・ドゥ・ナープ(Frederic de Narp)最高経営責任者(CEO)が副会長に就任する。後任には、最高執行責任者(COO)のニコラ・ジロット(Nicolas Girotto)が昇格する。

 ドゥ・ナープCEOは「カルティエ(CARTIER)」銀座店の販売員出身。その後、同ブランドのスイスやイタリア、ギリシャ、そして北米のマネジャーやトップを歴任し、2012年にはハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)の社長兼CEOに就任。翌年、「バリー」の再生を託され、現職に就き、若年層の取り込みなどに注力することで18年度の営業利益を前期比35%増まで引き上げることに成功した。

 ジロット新CEOは、ファッションおよび小売業界で20年のキャリアを持つ人物。15年にCOOとしてバリーに参画し、サプライチェーンや収益モデルの改革に取り組んできた。

 バリーの親会社、JABホールディング(JAB HOLDING以下、JAB)は18年2月、レナウンやSMCPなどを傘下に持つ中国の繊維大手、山東如意科技集団(SHANDONG RUYI GROUP)に過半数株式を譲渡すると発表したが、株式譲渡はまだ完了していないという。