ファッション

“編むシューズ”にストッキングのアツギが参入 伊の編み機大手と技術提携

 ストッキング大手のアツギ(ATSUGI)が、シューズの製造事業に参入する。このほどイタリアの靴下編み機製造で世界最大手のロナティ(LONATI)と提携し、共同のシューズアッパー開発で合意した。アツギは自社の企画力と製造技術を使って、ロナティ社の靴下編み機でシューアッパーを開発し、OEM供給する。「ナイキ(NIKE)」の“フライニット(FLYKNIT)”に代表されるニットシューズ用のアッパーの生産は、従来はセーター生産に使われていた横編み機が使用されていたが、機械の価格と生産性で勝る、靴下などに使用する丸編み機が猛烈に追い上げている。ロナティ社はサントーニ(Santoni)社などを傘下に置く丸編み機の世界最大手で、アツギはロナティと組むことで、ストッキング・靴下、インナーに続く、第三の事業の確立を急ぐ。

 アツギは青森県や中国の自社工場で約1200台の編み機を備えており、ロナティから新型の靴下編み機を購入し、ニットアッパーの開発を進めていた。アツギとロナティはバルセロナで開催中の大型の繊維機械見本市「ITMA」で新開発のニットアッパーを発表した。アツギは2年以内をメドに、アッパーOEM供給に加え、完成品にまで事業を広げる考え。

最新号紹介

WWD JAPAN

広まるSDGs、DXへの挑戦 眼鏡のフォームチェンジが起きている

「WWDJAPAN」4月12日号は、眼鏡特集です。旧態依然と言われる眼鏡業界ですが、コロナ禍で眼鏡や眼鏡店は時代に応じたさまざまな変化(フォームチェンジ)を見せています。アパレル業界でスタンダードになっているサステナブルなモノ作りに眼鏡も取り組みはじめ、年間のビジネスの大きな山場である4月は多くの展示会がオンライン商談に挑戦しました。テレワークやオンライン授業が一般化し、向き合う時間が増えたパソコ…

詳細/購入はこちら