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オートバックスがアパレル事業を本格化 “街着としても着れるガレージウエア”を提案

 カー用品専門店を展開するオートバックスセブン(AUTOBACS SEVEN以下、オートバックス)のガレージ・ライフスタイルブランド「ゴードン ミラー(GORDON MILLER)」は、2019年春夏からアパレル事業をスタートする。13日まで幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2019(TOKYO AUTO SALON 2019)」でお披露目した。

 もともと「ゴードン ミラー」は洗車用品ブランドとして17年に設立されたが、その後ガレージグッズや収納用品の生産を開始。そして今年から家具、車、アパレルなどを中心に拡充し、ライフスタイルブランドとして本格化させる。

 “街着としても着れるガレージウエア”をテーマに、オールインワン(2万円)やアノラック(1万2000円)など約10型を用意。洗車中でも着られるようにはっ水素材を使用している他、ふとした瞬間に車を傷つけないようにボタンがラバー素材になっているなど、車好きにはうれしい工夫が施されている。取り扱いは一部を除き4月からの予定で、公式サイトとオートバックスが運営するライフスタイルショップ、ジャックアンドマリー(JACK & MARIE)で販売される。

 今回のアパレル事業の本格化について、猿渡大輔オートバックス広報担当は「アパレル業界で再燃するアウトドア・キャンプブームの流れを汲んでいるが、やはりオートバックスのブランドなので、既存客である車好きの人たちにまず着てもらいたい。だが、同じような土俵のブランドが増えてきている今、“車”というキーワードをフックにアパレルを通して車の良さに気付き、車を好きになる方々がもっと増えるきっかけになればうれしい」と話した。

 また、同時に拡充する車事業では、“カー用品専門店”というオートバックスの強みを発揮し、他アパレルブランドとの差別化を図る。日産自動車とトヨタ自動車それぞれに協力を仰ぎ、ウッド調の内装にベッドやテーブルが搭載されたオリジナルモデルを制作。サイズはキャンピングカーよりもコンパクトで一般車に近く、価格も日産のNV200をベースとしたモデルが299万円〜、トヨタのハイエースをベースとしたモデルが399万円〜と中古車でも1000万円を超すモデルが多いキャンピングカーの平均価格より抑えることに成功した。

 オートバックスは「東京オートサロン2019」で「ゴードン ミラー」の他、昨年リブランディングしたレーシングカー・スポーツブランド「ARTA」のブースも構えている。