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ショーで終わりじゃない!その後の展示会が大事な理由

 皆さん、こんにちは。ウェブ速報が毎日アップされている通り、今パリはクチュール・コレクションの真っ最中。日曜日までのメンズ・コレクションのムードは、すっかり消え去りました。もう、どんなにオシャレをしても、パパラッチは僕を狙ってくれません(苦笑)。だって僕の隣には、クチュール・コレクション主役とも言える、美しいドレス姿のおねーさまがいらっしゃるんですw。

 けれど、我が編集部のメンズ担当はまだ、パリに残っています。その理由はナゼか?今日はそんなお話です。

 ファッション・ウィークが終わってなお、しばらくパリに残る理由は、Re-Seeと呼ばれる、いわゆる展示会に出席するためです。これは、ショーで発表した洋服はもちろん、そのエッセンスを受け継いだコマーシャルピース、つまり半年後、本当に店頭に並ぶ商品をチェックするためです。ファッションショーとは、メッセージを伝える場。だから多くのメゾンは、ショーのためのスペシャルピースを用意したり、反対に売りやすいけれどメッセージ性の比較的低い商品は発表しなかったりします。だからこそ、Re-Seeに行ってはじめて、シーズン全貌がわかるんです。

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 さらにRe-Seeは、デザイナーやプレスからコレクションに関する追加情報を得ることができたり、ショールームのバイヤーの数で今の人気を推し量ることができたり、情報交換の場所だったり、さまざまな機能を有しています。

 そして重要なのは、ランウエイに出てきた洋服に、実際、袖を通すことができる、実に貴重な場所だということです。

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