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韓国を代表するヒップホップグループ、EPIK HIGHが2年ぶりに日本ツアー ファッションのこだわりを語る

 韓国を代表する3人組ヒップホップグループ、EPIK HIGHは7月4日、約3年ぶりの新アルバム「WE’VE DONE SOMETHING WONDERFUL」の日本盤を発売する。9作目となる同アルバムには、日本語バージョンの曲も収録。さらに、6日から2年ぶりとなる日本ツアーを行う。

「HOME IS FAR AWAY feat. OH HYUK」と「LOVE STORY feat. IU」のMV

 MITHRA(ミスラ)、TABLO(タブロ)、DJ TUKUTZ(ディージェー・トゥーカッツ)のメンバーからなるEPIK HIGHは、2001年に結成。以来、9枚のアルバムをリリースし、韓国のヒップホップシーンを率いてきた。11年にはBIGBANGやBLACKPINKらが所属する大手芸能プロダクション、YG ENTERTAINMENTに所属し、YGに所属するアーティストとのコラボも多数行ってきた。16年には北米ツアーおよび人気音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」にも出演し、韓国や日本のみならず世界中に活動のフィールドを広げている。また、韓流ブームにより韓国ファッションやKビューティが盛り上がる中、彼らのファッションにも注目が集まる。今夏日本ツアーを控えて活動がいっそう盛んになる彼らに、新作アルバムやファッションのこだわりについて「WWDジャパン」がインタビューした。

WWD:今回のアルバム「WE’VE DONE SOMETHING WONDERFUL」のコンセプトは?

TABLO:文字通り、“全ての人がWonderfulで(すばらしくて)、美しい”というメッセージを込めた。僕らも今まで大変な時期もあったが、それも人生の中で見れば意味があることで、素晴らしいこと。悲しいことも、悔しいことも、いつかは美しい記憶になるはず。今大変な思いをしている人、落ち込んでいる人を応援するようなアルバムに仕上げたんだ。

WWD:今回のアルバムの音楽スタイルは?

DJ TUKUTZ:エモーショナルな音楽を作った。ヒップホップだが遊び心とキュートさもある、 “カワイイヒップホップ”という新しいジャンルだ(笑)。

WWD:IUやLEE HI、CRUSHなど多くのアーティストをフィーチャーしているが、コラボ相手はどのように決める?

TABLO:映画監督が自分の書いた脚本に合う俳優を選定するように、曲の世界観や曲調に合う人と組んだ。

7月4日に「WE’VE DONE SOMETHING WONDERFUL –Japan Edition-」を発売。CD+DVD(3800円) / (CD 3000円)

WWD:今回のアルバムの中で特に気に入っている曲は?

DJ TUKUTZ:自分が手掛けた「HERE COME THE REGRETS feat. LEE HI」。個人的な思いをとことん詰め込んだ曲で、今の自分にしか作れない曲だと思う。

TABLO:ラブストーリーを描いた「LOVE STORY feat. IU」。日本のファンにもきっと気に入ってもらえるはず!だから今回、日本語バージョンもレコーディングしたんだ。

MITHRA:「HOME IS FAR AWAY feat. OH HYUK」。家族や友人から離れて暮らしている人に聴いてほしい。

WWD:日本ツアーに期待することは?

TABLO:久しぶりにファンに直接会えることが楽しみ。暑い時季に開催するので、今回も客席にたくさん水をまく予定(笑)。濡れるので、公式グッズのTシャツに着替えて、タオルで拭いて!タンブラーなどもたくさん用意しているので、期待してほしい。

WWD:日本で印象に残るエピソードは?

DJ TUKUTZ:ちょうど昨夜一人で、渋谷で牛丼を食べて会計をしようとしたらカード決済ができず、現金も持っていなくて。言葉も通じなかったので途方にくれてしまった(笑)。結局スタッフに助けに来てもらったのでよかったけど。

TABLO:15年前に日本に来たときに、街なかですれ違った女性がとても美人で、思わず一緒にいた友人に「すごいきれいな女性!」って叫んだら、まさかの韓国人で、「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と言われて恥ずかしかったのを今も覚えている(笑)。

MITHRA:EPIK HIGH結成前に、他のアーティストとコンサートで来日した時は、日本のファンはわりと静かに応援してくれるイメージがあったけど、今は私たちと一緒に楽しく盛り上がってくれるように変化を感じて、うれしい。