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女帝ビヨンセ、「コーチェラ」史に残るパフォーマンスを披露 衣装は「バルマン」 

 「私のパフォーマンス前には1時間空き時間があるわ。場所を確保して、充電して、飲み物を用意して」。カリフォルニア州インディオで4月13〜15日と20~22日に分けて開催中の「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival以下、コーチェラ)」で、14日のヘッドライナーを務めたビヨンセ(Beyonce)は自身のフェイスブックで来場者に呼びかけた。しかし、ビヨンセがパフォーマンスで披露したサプライズの連続にはこのアドバイスでは足りなかったかもしれない。

 昨年の「コーチェラ」出演をキャンセルしたビヨンセのパフォーマンスについては、ワールドツアーとどう差別化するのか、当日の衣装は何を着るのかなどさまざまな憶測が飛び交っていたが、スポーツショーのキックオフのごとく、アナウンサーの声とドラムロールで幕を開けた彼女のパフォーマンスはそうした憶測をはるかに超えるものだった。ビヨンセは、エジプトの王妃、ネフェルティティにインスパイアされたという「バルマン(BALMAIN)」のボディースーツとステッキ、ヘッドピースで登場し、黒人女性で初めて「コーチェラ」のヘッドライナーを飾った。その後「バルマン」の黄色いフーディー、デニムパンツにチアリーダーのポンポンを模したブーツに衣装チェンジ。BeyHive(英語の“ハチの巣”になぞらえたビヨンセファンの総称)の象徴でもあるイエローに身を固めたバックダンサーのダンスとともに「Crazy in Love」を歌い上げた。

 さらに続々とサプライズゲストも登場した。双子のダンサー、レ・ツインズ(Les Twins)をはじめ、ビヨンセの夫であるラッパーのジェイ・Z(Jay Z)、そしてかねてよりウワサとなっていたデスティニーズ・チャイルド(Destiny’s Child)の再集結により会場の熱気は最高潮に達した。「Lose My Breath」「Say My Name」「Soldier」をケリー・ローランド(Kelly Rowland)とミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)とともに披露。この時の3人の衣装も「バルマン」が手がけたものだ。熱気の冷めぬうちにビヨンセは妹でもあるソランジュ(Solange)と「Get Me Bodied」で激しいダンスを披露し、会場をさらに盛り上げた。

 会場のフロントローにはリアーナ(Rihanna)やビヨンセの母親であるティナ・ノウルズ(Tina Knowles)の顔も。2時間に全てを詰め込んだ盛大なショーは、「Love on Top」で幕を閉じた。