ファッション

幻の143万円のスニーカーからEU限定モデルまで スニーカー展示イベントに潜入

 ストップオーバートーキョー(STOPOVER TOKYO)は3月27日まで、世界中から集めたスニーカーの展示販売イベント「カルチャー1」を日本橋のコンセプトショップ、ギャラリーズ(gallery-s)で開催している。東日本橋駅から徒歩3分に位置する小さなコーヒー屋の上にある同ギャラリーが展示を行うのは3度目。1度目はガラスの中に花を入れたアート作品であるグラスコンテナシリンダー、2度目がジュエリーの展示だ。今回のスニーカーの展示が最も人が訪れているという。アーティスト集団セントラル ニューヨーク(CENTRAL NEW YORK)が世界各国から選出したスニーカーは全て1点のみの用意。「セントラル ニューヨーク」のバッジが着けられているスニーカーが新品で、他はビンテージだ。どのスニーカーにも値札は付いていないので、気になるスニーカーがあれば店員に尋ねることになる。

 来店客から「本当に存在していたんですね」と声が上がるという幻のモデル「シャネル(CHANEL)」 × 「リーボック クラシック(REEBOK CLASSIC)」“インスタポンプ フューリー(INSTAPUMP FURY)”(143万円)をはじめとし、電話でも問い合わせが多いという「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」を手掛けるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)と「ナイキ(NIKE)」のコラボ「THE TEN」(12万~18万円)、藤原ヒロシの手掛ける「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」 × 「ナイキ」の“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”(20万円)などを取りそろえる。マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)がダンクシュートをした際にバックボードを破壊したことから着想を得た“エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG シャッタード バックボード アウェイ(AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG SHATTERED BACKBOARD AWAY)”の価格は11万円にもかかわらず売れたようだ。

 他にも、「ナイキ」のウィメンズ・スニーカーコレクション“ザ・ワン・リイマジンド(The 1 Reimagined)”で日本にあまり入荷していないというメンズサイズ(3万3000~4万円)やガンダムカラーの“エア マックス 98(AIR MAX 98)”(3万円)、EU限定発売のアッパーにイギリスの標準時間を意味する“00.00”の刺しゅうが施されたモデル“エア ズーム スピリドン UK GMT(AIR ZOOM SPIRIDON UK GMT)”(2万2000円)など手の出しやすい価格帯もラインアップする。

 「シャネル」のコラボスニーカーを見るだけでも十分価値があるので是非訪れてほしい。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。