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「バレンシアガ」の新デザイナー、デムナ・ヴァザリアとは何者か

 ファッション業界で今、最も注目を集めるデザイナーの一人が今シーズン4シーズン目を迎えた「ヴェトモン(VETEMENTS)」のヘッドデザイナー、デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)だ。「ヴェトモン」は今季、初めてパリ・コレクションにオンスケジュール入りし、デムナはパリコレ最終日に、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のアーティスティック・ディレクターに指名された。

 デムナは、アントワープ王立芸術学院を卒業後、自身のブランド「ステレオタイプス(STEREOTYPES)」を立ち上げるもブランドを休止し、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」といったビッグメゾンのデザイナーとして活動をしていた。その後、2014年春夏に「ヴェトモン」を立ち上げ、わずか数シーズンで、ファッション・フォワードな人を中心に熱狂的なファンを持つカリスマブランドへと成長させた。モードとストリートが共存するオルタナティブなムードを漂わせる一方で、ヴァザリアの持つ高いクリエイティヴィティとカリスマ性、時代を見据えたビジネスセンスで、コレットやドーバーストリートマーケット、ブラウンズといった世界の有力店に販路を広げている。