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IoTでデザイナーと縫製工場を結べ “服作り4.0”始動

 経済産業省はITプラットフォームを活用し、デザイナーと縫製工場を結ぶ「服作り4.0」プロジェクトをスタートする。メンズブランドの「ジュンハシモト(JUNHASHIMOTO)」が、ネットを使った縫製工場のクラウドソーシング企業のシタテルを使って衣服を制作し、「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO以下、AFWT)」で発表する。

 プロジェクトを主導したローランド・ベルガーの福田稔プリンシパルは「これまでは、いいデザイナーと日本の優れたモノ作りが結びついて来なかった。縫製のITプラットフォームを軸に結びつけば、産業的な活力に繋がる。実際に取り組んでみて、もの作りのプロセスに関してコストやクオリティも含め、従来のやり方と遜色がないことが分かった。マッチングのコストや手間を考えれば、大きな可能性がある」と語る。

 「ジュンハシモト」はシタテルのシステムを使い、ジャケットなど5型のアイテムを制作。AFWTの期間中の3月20・21日に展示。同時に「ジュンハシモト」は展示会を行い、一般消費者からの受注も請ける他、4月には伊勢丹新宿店などでも展示する。

 シタテルは縫製工場のマッチングサービス「シタテル」を、デザイナーズブランドや個人向けに展開。現在2750ユーザーが登録し、170の縫製工場、30社の生地・資材メーカーが協力している。

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